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◆年末2日間で8試合の世界戦
いや~年末2日間で8試合の世界戦をやりますね。ちょっとひどいです。せめて2試合ずつ、4日間ぐらいに分散できませんかね~、ほんとに。
しかもあのギジェルモ・リゴンドーが日本へやってきます。パッキャオやメイウエザーにも匹敵する実力者ですよ!ドネアにも勝って、もはや相手がいない状態です。
リゴンドーについては後程ゆっくり触れることにしまして、とりあえず、30日の世界戦から見ていきましょうか。
◆オマール・ナルバエス対井上尚弥
まず筆頭は、WBO世界Sフライ級タイトルマッチ。オマール・ナルバエスに井上尚弥が挑戦します。フライを飛び越えての3階級制覇を狙います。
ナルバエスも39歳、軽量級ではかなりきびしい年齢ですね。まあ百戦錬磨の技術は計り知れないですが、能力的には井上に問題はないかなと思っています。が、フィジカル面でどうかです。井岡もフライの壁で躓いたように、井上にも大きな障害になりそうな気がします。まさに正念場ですね。しかもいきなりの世界戦。
その自信を買って、判定勝ちで井上を予想します。
◆WBC世界ライトフライ級王座決定戦、八重樫はラッキー
八重樫はラッキーですね。すぐに世界戦のチャンスが巡ってきましたから。でも相手は背が高いしやりにくいです。ずばり判定負けでしょう。八重樫のパンチが届かず空回りして、かみ合わない凡戦になる気がします。
フライ級の体を作って戦って、ライトフライに落とすのはかなりきついと思いますし、唯一明るい材料といえば、このクラスはフライ級に比べてかなりレベルが低いことですね。今度また倒されたら選手生命も終わりです。引退覚悟の捨身戦法に期待します。
◆WBC世界ライト級王座決定戦、ホルヘ・リナレス
ホルヘ・リナレスにもやっとチャンスが巡ってきましたね。八重樫とは大違いで、3年待たされましたから。レベルの高いクラスだけに仕方がないのかもしれません。
今回は順当にいけば、リナレスの大差判定、もしくはKOもあり得ると思います。相手のハビエル・プエルトは3年前とはいえ、三浦にKOされたエドガル・プエルタにKO負けしています。問題は、リナレスが極端に打たれ弱いこと。これは致命的ですね。3敗してるんですが、すべてKO負けです。
でもおそらく、時間が余らない限り放送されないでしょうね。
ノンタイトルとはいえ、やはり村田の試合が優先されるでしょう。