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S・バンタム級10回戦(2019年1月19日)
和氣慎吾(FLARE山上)VS中嶋孝文(竹原慎二&畑山隆則)
和氣は、32戦25勝17KO5敗2分け、31歳。IBF4位、WBC4位。サウスポー。
2016年にジョナタン・グスマンにTK負けしてから、5連勝。日本タイトルを返上し、再度世界を狙います。
中嶋は、41戦29勝13KO11敗1分け、34歳。
2012年に、和氣に判定勝ちしている百戦錬磨のボクサーです。
試合経過)
一度負けているとはいえ、ここはあっさりKOで力の差を見せつてほしいものですね。
1R)
前に出る中嶋を和氣は下がりながら捌きます。しかし、和氣は初回から結構、積極的に打って出ます。相手の力量を見切った感じがしますね。
2R)
いつものように和氣は下がりながら、カウンターを狙っています。左のアッパーで和氣が攻勢に出ます。
3R)
和氣のセコンドからはゴーサインが出たようです。強引には行きませんが、ペースを握っています。果敢に前に出る中嶋の攻勢も、和氣のボディワークでかわされます。
4R)
相討ち覚悟の中嶋の攻勢を、和氣はボディワークで捌きます。和氣の
左のボディは効果的ですが、右はちょっと少ないですね。
5R)
中嶋の右がヒット。和氣の手数が少ない気がします。和氣の左のボディブローがヒットしますが、中嶋はひるまず前に出ます。
6R)
この回も、和氣は相変わらず消極的です。しかし、和氣はパンチ力がありますね。左アッパーのカウンターでダウンを奪うと、一気にラッシュして、試合を終わらせました。
見事なカウンターでしたが、相変わらず消極的なボクシングが気になります。TJ・ドヘニーの技巧に対抗するなら、もっと積極的に攻めないと、ポイント負けしますよ。