村田諒太のアマチュア時代のライバル エスキーバ・ファルカンの相手はあまりにもポンコツで「お手並み拝見」もできずにわずか90秒で撃沈

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エスキーバ・ファルカン(ブラジル)VSジョナサン・タビラ(メキシコ)

ミドル級10回戦(2018年7月29日)

(出典:WOWOW)

ファルカンは、20戦全勝14KO、28歳のサウスポー。WBAミドル級9位。

ロンドンオリンピックミドル級決勝で、村田諒太と対戦し、僅差の判定負けで銀メダルを獲得しています。

タビラは、21戦16勝12KO5敗。34歳、前メキシコミドル級チャンピオンです。

この試合は、伊藤雅雪の世界戦の後に行われています。

力量差がありすぎ

サウスポーのファルカンが、右ジャブを突きながら前に出ます。

下がるタビラは、ロープに詰まり、ファルカンの左打ち下ろしをまともに喰います。

タビラは、この左にまだ反応出来ていませんね。

ファルカンの左は、特にスピードも威力も感じられませんが、この左をあびて、タビラは早くもコーナーに詰まります。

何とかコーナーから脱したタビラですが、相変わらずこのファルカンの軽い左にディフェンスが出来ていません。

タビラは、ガードが開くのを恐れて、ほとんど手が出ません。

そして、今度はファルカンの左ボディブローがタビラにヒットし、タビラがバランスを崩します。

(ほぼこの左ボディストレートで決まったような感じです)

そしてまたロープに詰まり、ファルカンが左右のパンチを放ちますが、かすった程度でタビラがもろくもダウン。

左のボディブローが効いていたのでしょうが、あまりにも不甲斐ないダウンです。

それほど強いパンチには見えませんでした。

這いつくばったタビラは、何とか立ってきましたが、もう時間の問題でしょう。

そして、ファルカンの左アッパーがタビラのボディをえぐると、タビラはたまらずダウン。

(この左ボディアッパーは今日のベストパンチでしたね)

レフリーはすぐにストップしました。

タビラは、メキシコの「観光ボクサー」ですね。何にもしないで、90秒でファイトマネーを手にしました。

フロリダ観光でもして、土産買ってメキシコに帰るのでしょう。

こんな相手では、ファルカンのお手並みは全く拝見できませんでした。

ファルカンにとっては、スパーリング以下の試合だったでしょうね。

次はもう少し骨のある相手と対戦してほしいと思います。できれば世界ランカー。やや影の薄くなったデビッド・レミューなんか手ごろな相手じゃないでしょうか。

村田にとっては、ファルカンがサウスポーという以外、スピードもパワーも全く脅威を感じないでしょう。

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