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久我勇作(ワタナベ)VS小坂遼(真正)
日本S・バンタム級タイトルマッチ(2018年3月27日)
(出典:TBSチャンネル)
久我は18戦15勝10KO2敗1分け、27歳。
ベテラン石本康隆にTKO勝ちして獲得した、日本タイトルの2度目の防衛戦です。
小坂は20戦20戦16勝7KO3敗1分け、24歳。日本1位。
現在9連勝中ですが、その相手に名のある選手はなく、トップコンテンダーとしてはやや物足りない感じがします。
すべての団体で世界ランクに名を連ねている久我に比べると、その実績にはかなり差がありそうです。
王者の右がさく裂
不敵な面構えの小坂が柔らかいディフェンスで、久我のパンチをかわしながら、積極的に左ジャブを突いて前に出ます。
しかし、久我のオーバーハンドの右は威力がありそうですね。
小坂の攻撃を余裕をもってさばいていた久我は、1分を過ぎたころから、積極的にパンチを繰り出します。
早くも右のタイミングが合ってきた感じです。
小坂も応戦しますが、パンチの威力が違いますね。
そして、ラウンドのちょうど中盤に久我の右がヒットし、小坂がたじろいだところへ、左ジャブで距離を図り、狙いすました久我の右が小坂をとらえます。
(久我の強烈な右がさく裂)
ややカウンター気味にヒットしたパンチで、小坂は転がるようにしてダウン。
かなりダメージがありそうです。
(立てないかな、と思いましたが)
カウント8で、辛うじて立ってきた小坂ですが、効いていますね。
試合は再開され、久我が猛然と襲い掛かります。
小坂も必死に応戦しますが、その右に合わせて久我の左フックがカウンターで小坂の顎をとらえます。
小坂は前のめりにダウン。
(左フックがカウンターで小坂の顎にヒット)
今度もカウント8で立ってきましたが、レフリーがストップしました。
圧巻の1ラウンド、TKO勝利です。
次の相手は和氣
何と次の防衛戦の相手に、世界ランカーの和氣が名乗りを上げてきました。
和氣は、初の世界挑戦にTKO負けしてから、4戦全勝4KOで、戦線に復帰しています。
お互い世界を狙う同士が、日本タイトルマッチで拳を交えることになります。
久我はWBC6位、WBA8位、IBF11位、WBO10位。
一方の和氣はIBF8位、WBO15位。
お互いパンチ力がある同士。KO必至の対戦となりそうですね。
日本のS・バンタム級は激戦区です。
IBF王者に岩佐亮佑。先日、初防衛に成功しています。
世界ランカーは久我勇作、和氣慎吾、亀田和毅、大竹秀典の4人。
残念ながら、先日世界挑戦に失敗しましたが、松本亮もまた世界戦線に戻ってくると思われます。丸田陽七太も期待のホープです。
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