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齊藤一貴(角海老宝石)VSマルボン・ボディオンガン(フィリピン)
ライト級8回戦(2018年4月7日)
(出典:日テレG+)
齊藤は4戦全勝4KOのパーフェクトレコード。日本ライト級の7位で、25歳です。
アマチュアで3冠を獲得し、83勝14敗のレコードを引っ提げ、B級ライセンスでデビューしています。
今日の相手はフィリピンS・フェザー級8位のマルボン・ボディオンガン。
22戦14勝11KO6敗2分け、24歳。
ボディオンガンのボディブローはパワフル
ボディオンガンは戦績通り、なかなか力強いパンチを放ってきます。
しかし、テクニックでは斎藤の方が一枚上手のようです。
序盤から激しい打ち合いを演じます。
ボディオンガンのボディブローはパワーがありますが、ちょっと振りが大きいですね。斎藤のボディブローの方がコンパクトで効果的に見えます。
前半は、お互いかなり力強い打ち合いを展開しました。
しかしパンチの正確さで上回る齊藤の攻勢に、反撃するボディオンガンのパンチは体がやや流れ気味になっています。
そして、斎藤の渾身の左ブディブローがヒットし、ボディオンガンがしゃがみ込むようにしてダウンしました。
(斎藤の左がボディオンガンのボディにめり込み、しゃがみ込むようにダウン)
これは立てないでしょう。レフリーがカウント10を数え、斎藤が5つ目のKO勝ちをおさめました。
これで、5戦全勝5KOのパーフェクトレコードをキープ。
ライト級も楽しみな逸材が
ライト級の日本王者、吉野修一郎(三迫)も7戦全勝5KO。試合を見たことはありませんが、なかなかの逸材のようですね。世界ランカーの中谷正義より強いんじゃないでしょうか。
吉野も高校四冠と、アマチュアのエリートです。
もう一人が、2016年度の新人王、小田翔夢。
その後順調に勝利を重ね、こちらも7戦全勝7KOと、パーフェクトレコードを維持しています。
どうやら、4月15日のW世界戦のアンダーカードに登場するようです。楽しみですね。