目次
井上尚弥VS河野公平
WBO世界Sフライ級タイトルマッチ(2016年12月30日)
(出典:フジテレビ)
井上はもう4度目の防衛戦になるんですね。
11戦全勝9KO、23歳。
河野はルイス・コンセプシオンに判定でタイトルを失いましたが、ラッキーなチャンスをつかみました。しかし、相手が井上では果たしてラッキーと言えるかどうか。
こちらはたたき上げ、42戦32勝13KO9敗1分け、36歳。
身長は井上が163㎝、河野が167㎝ですがリーチは同じ171cmです。
お互い右が前のオーソドックススタイル、噛み合うでしょうね。
試合経過
1R)
河野は意外性がありますからね。井上もなめてかかると危ないですよ。
すべては井上の仕上がりにかかっていますね。
ベストなら河野は命が危ないです。
井上が速いジャブでコントロール。しかし、河野も下がらないで踏ん張ります。
2R)
河野も必死で応戦しますが、井上の左ボディが効果的です。
終盤、井上が猛攻。これはフィニッシュが早いかな。
3R)
井上の猛攻にさらされます。それでも踏ん張る河野。
井上は河野の攻撃を見切っていますね。
しかし、いつもほどパンチにキレがないような気がします。
4R)
今度は河野が出ます。結構、河野は頑張りますね。
井上の手数が減ったような気がします。
顔面へのパンチが減ったような。また右手を手を痛めたかな。
井上が攻めるが、河野は耐えます。しぶといですね。
5R)
井上のアッパー。しかし河野も反撃します。すごいファイティングスピリット!
これは簡単に倒せないですよ。
6R)
開始30秒、左カウンターが河野の顎をとらえました。ダウン!これは立てないか?
(この角度だと河野左がヒットしているように見えますが)
(先に井上の左フックが当たっています)
大の字です。あ~立ってきた!
(これは立てないな、と思いましたが)
しかし、井上がとどめのラッシュ。河野、今度は完全に失神です!
河野、まだ立てません。
最初のダウンでストップすべきでしょうね。
(井上がとどめのラッシュ。今度はさすがに立てません)
井上、圧巻のKO勝利でした。
河野は9敗していますが、初のKO負けです。
ロマゴンを倒すとしたら、この井上の左フックカウンターでしょうね。ナルバエスもこのパンチにやられましたからね。