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ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)VSジェームス・ディッケンス(イギリス)
WBAスーパー世界Sバンタム級タイトルマッチ(2016年7月16日)
しばらく試合から遠ざかっていたリゴンドーが久しぶりに防衛戦を行いました。
まだ、タイトルを保持していたんですね。
とりあえず今ボクシングが一番盛んな、イギリスからお呼びがかかったようです。
ディッケンスはWBA10位で、23戦22勝7KO1敗。
恐らく、イギリス人特有のパンチ力のない地味なボクシングをする選手でしょう。
試合はあきれるほどあっけなかったですね。
ディッケンスが2ラウンドのリゴンドーの左フックで顎を骨折し、2ラウンド終了で棄権。リゴンドーがTKO勝ちであっさり防衛しました。
リゴンドーが強いというより、ディッケンスの不甲斐なさにがっかりです。
リゴンドーは17戦全勝11KOとなりました。
さて、次はどこからお呼びがかかるのでしょうね。だれかリゴンドーをぼっこぼこにしてくれませんか。
ディオンテイ・ワイルダー(アメリカ)VSクリス・アレオーラ(アメリカ)
WBA世界ヘビー級タイトルマッチ(2016年7月16日)
(出典:WOWOW)
こちらはなかなか見応えのある試合だったようです。
ただ、4ラウンドにダウンを奪ったワイルダーが右手を骨折し、しかも筋肉も切れていたようで、5ラウンド以降は左で一本で、アレオーラを圧倒。
左目をふさがれたアレオーラが9ラウンドの開始に応じることが出来ず、TKOでワイルダーが防衛に成功しました。
ワイルダーはこれで37戦全勝36KO。
アレオーラは42戦36勝31KO5敗1分け。
アレクサンドル・ポペトキンの代役でつかんだせっかくのチャンスでしたが、世界タイトルマッチ3戦はすべてKO負けとなり、これでおそらくもう世界戦線からは完全に離脱することななりますね。
ワイルダーの強さはアピールしましたが、この負傷で、しばらく試合から遠ざかるのが残念です。
早く、アンソニー・ジョシュア戦が見たいですね。
ビッグ・ダルチニアンが無名にKO負け
ところで、同じ会場に登場したビッグ・ダルチニアン(オーストラリア)は、Sバンタム級8回戦で無名のセルヒオ・フリアス(メキシコ)に2ラウンド2分14秒でKO負けしました。40歳だそうです。まだ引退してなかったんですね。