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日テレG+の放送枠は6時間!
放送が始まったのは2015年12月20日、午後2時です。
終了予定がなんと午後8時!
そこそこKO決着やら緊迫した試合が続いたので、何とかSフライ級まではノンストップで見ていましたが、3時半ごろ、「あっ、朝日杯フューチュリティステークスが始まる!」
てなわけで、競馬中継にチャンネルを切り替えました。
残念ながら武豊は2着。
で、またCSに切り替えました。ちょうどバンタム級が終わったところでした。
「その1」ではその次のSバンタム級までお伝えしましたので、ここからフェザー級の決勝です。
フェザー級
萱沼徹平(東)VS仲里周磨(西)
(出典:日テレG+)
この日一番の注目のカードです。
萱沼も東日本決勝は不戦勝でしたので、実力は未知数でしたが、帝拳ジム期待のハードパンチャーだという認識はありました。
一方の仲里は西軍代表決定戦で、その完成度の高いボクシングを披露し技能賞を獲得しています。
1ラウンドに偶然のバッティングで仲里が負傷。それで少し焦ったのか萱沼の距離で戦い、萱沼の鋭い右フックでダウンを喫しました。
(出典:日テレG+)
萱沼は体が柔らかく、運動能力の高さを感じさせるボクシングをしますね。
2ラウンドから仲里も持ち直し、基本に忠実な力強いボクシングで対抗します。
スキルの高い攻防は、この日の決定戦の中でも一番レベルが高い気がしました。
判定は1-0のドローでしたが、萱沼が勝者扱い。
私は、ダウンを奪った萱沼が勝ったと思いました。
萱沼をスーパースター候補3に挙げます。
Sフェザー級
石川元希(東)VS中谷有利(西)
(出典:日テレG+)
これは私の個人的な注目カードです。
どちらもハードパンチャーですが、石川はいかにも硬くて打たれ弱い印象があります。
相変わらず雑なボクシングを展開していた中谷ですが、3ラウンドにようやくパンチがクリーンヒットしダウンを奪いました。
これで中谷が仕留めるかと思いましたが、中谷の詰めが甘く石川は何とか持ちこたえました。
4ラウンドに偶然のバッティングで負傷判定に。
お互いにクリーンヒットが少なかっただけに、ダウンを奪った中谷が優勢ですね。
勝った中谷もこの雑なボクシングでは日本ランカーには通用しないでしょう。
ライト級
中嶋龍成(東)VS松村智昭(西)
(出典:日テレG+)
西軍代表決定戦ではMVPに輝いた松村ですが、サウスポーは相当苦手のようです。
両者全くかみ合わない凡戦になり、松村の強打は終始空回り。
判定でサウスポーの中嶋が新人王に輝きました。
Sライト級
河田神二郎(東)VS藤田光良(西)
(出典:日テレG+)
今度は東のMVPが登場しましたが、この河田もサウスポーが苦手のようです。
強引な攻めに終始し、その強打は松村同様、空回り。堅実なボクシングを展開したサウスポーの藤田が判定をものにしました。
ウェルター級
永野祐樹(東)VSジラフ麒麟神田(西)
(出典:日テレG+)
長身のきりんさんもサウスポーは苦手のようで、永野の強打に簡単に捕まり、1ラウンドにいきなりダウンを奪われました。
そして永野の追撃で腰を落としたところをレフリーがストップ。
(出典:日テレG+)
サウスポーの永野がTKO勝ちをおさめました。
私の記憶ではサウスポーが負けたのはミニマム級だけだったのではないでしょうか。
意外とKO決着が多かったので、さすがに8時まではかかりませんでしたが、4時間以上かかったのではないでしょうか。久しぶりに「へとへとです」。
解説の飯田覚士さん、浜田剛史さん、お疲れさまでした。
この中から世界チャンピオンが生まれるといいですね。