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(出典:テレビ東京さん、ありがとうございま す!)
225.このレフリーなんか変!
WBA世界Sフライ級タイトルマッチ in シカゴ
河野公平VS亀田興毅
こんなにすぐ減点を取るレフリーは珍しいです。
試合を中断して、注意する場面も多すぎます。この試合に限ってはレフリーがいない方がよかったような気がします。
都合3ポイントも減点されるほどダーティーな試合とは思えません。
私なら、このレフリーに減点です!
ダウンと減点がすべて
2ラウンドの亀田のボディ攻撃は、解説の内山高志も認めるほど河野にダメージを与えました。しかしこの後の追撃はローブローと判定され、河野に休憩を与えられます。
ボディが効いた河野チャンピオン
これは、亀田にには痛い裁定でした。
しかもこの後、タイミングのいい右ストレートをもらい、ダウン。
関係ない話ですが、このダウンはチャンピオンが興奮しすぎて、逆に倒れた亀田の方が冷静だったのがおかしかったですね。
3ラウンドの亀田の2度の減点は不可解でした。会場からもブーイングが出るほど、「これですぐに減点?」と思うほど、しかも2度も。確かに低いブローでしたが。
中盤から河野と亀田のパンチ力差がでた
この日の亀田は、予想に反して打ち合いに応じてきました。
お互いパンチの交錯する結構激しい打ち合いでしたが、やはりパンチの威力は河野が勝っていたようです。
コンパクトにパンチを打つ亀田に対して、応戦する河野の右ストレートの方が効果的だったように思います。
不可解な7ラウンドのレフリー
なぜか7ラウンドにレフリーは試合を中断し、リングサイドの誰かと相談?協議?
「また減点か?」思いましたが、試合再開のの際に、「クリーンファイト」みたいなことを言っていたように思います。
これに対して河野が「クリーン!」とかなんとか言っていたのは、河野の人の良さが出ていて面白かったですけど、なぜ長時間試合を中断したのかは不明です。
そしてまた減点
9ラウンドに今度は河野が減点を取られました。上から押したようなジェスチャーでしたが、減点するほどの行為とは思えません。
こんなことで減点をすぐとるレフリーは初めて見ました。
今度は河野が減点
こいつ、やっぱり変です。
一進一退
後半はやや河野が押していたようですが、展開としては一進一退で、両者とも完全にペースを握れないまま12ラウンドを終えました。
とにかく亀田は最後まで下がらず打ち合いに応じていたのが、予想外の展開でした。
これが亀田のベストパンチ(9ラウンド)
打ち合えば河野が絶対に有利で、KOチャンスも十分あると思いましたが、意外と亀田もしぶとかったですね。
私の採点は3ポイント河野の勝ちとしましたが、公式ジャッジは、一人を除いて完全に河野を支持していました。
いずれにしても3ー0で河野の明確な防衛。
亀田はこの試合を最後に引退を表明しました。