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◆グルメ番組が好き
私はボクシングに匹敵するぐらいグルメ番組が好きで、面白そうなのはほとんど録画予約しています。
その中でも断トツに面白いのは、「孤独のグルメ」ですね。一発で松重豊さんのファンになりました。残念ながら放送終了してしまいました。本当に残念です。
◆孤独のグルメのすごいところ
一応ドラマ仕立てになっているのですが、松重さんが食べるシーンはマジ食いです。
「えっ!そんなに!」と思うほど、次から次へとメニューを注文します。
そして松重さんがとてもおいしそうに、次から次へと片づけていきます。見事な食べっぷりに見えます。松重さんの演技もあるでしょうし、視聴者には、松重さんが完食している(実際はどうかわかりませんが)ように見える編集もすごいと思います。
◆孤独のグルメを見習え!
ほかのグルメ番組で、料理を作る、味見するという設定では、食べることにはそれほど重視する必要がないでしょうが、腹が立つのは、レストランなどに行って、食べて感想を言う、いわゆるグルメレポートというやつですね。
ちょこっと食べて、味がどうとか、奥行きがどうとか、後からさわやかな香りがするとか…
こんなことを、視聴者は全く望んでいないのが、製作者にはわからないのでしょうかね。
本当においしいなら、国分太一くんみたいに、「めちゃくちゃうまい」とかいう前に、もっとおいしそうにがつがつ食べてほしいですね。そしたら、本当にうまいのかと思いますが、デパートの試食コーナーぐらいのわずかな量を食べて、いくらうまいといわれても信用できなし、まったくおいしそうにも見えません。
◆石塚さん、ばれてますよ!
いかにもたくさん口の中にかけこんでいるようにみえて、実は動作ばっかりで、口の中にはそれほど入っていないのは「丸わかり」です。ひょっとしたらアナウンサーの安住さんの方がたくさん食べているかもしれませんね。
「僕は大盛りをお願いします!」とか言いながら、結局1口か2口しか食べない、くさい演出も飽き飽きです。
はっきり言います!
石塚さんや彦摩呂さんのような口先だけのグルメレポートはもうファンに飽きられていますよ。
どれだけおいしそうに食べるか、これが一番大事なんです。それこそがレポーターの演技です。
「ワカコ酒」も見ましたが、やっぱり女の人にはこういうドラマは無理ですね。飲みっぷりも食べっぷりも全然ダメです。まったくおいしそうに見えません。
「女くどき飯」も最低でした。1回見てやめました。稀にみるつまらない番組でした。
◆楽しみ! 次の久住昌之さんの新しいドラマ
孤独のグルメの原作者、久住昌之さんの次のドラマが始まるらしいですね。
津田寛治さん主演の「食の軍師」。
同じ、マジ食い路線でお願いしますよ!
おいしそうに食べてこそグルメ番組です。口で説明しなければならないということは、もうそれで演技力失格ですから。