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お待たせしました。
凡戦必至と予言した、アムナット・ルエンロンVSゾウシミンの試合報告です。
◆まったく予想通りの展開
2ラウンドにアムナットにとって不運なダウンがありましたが、それ以外はパーフェクトにアムナットのペースでした。
まるで井岡が挑戦した時のビデオを見ているような、ほぼ同じような展開でしたね。
アムナットは、前回、アローヨと対戦したした時とは、まったく仕上がりが違っていました。
ゾウシミンがスピード負けしていましたからね。前に出るけどプレッシャーはかかっていない、パンチも出ない、まさに井岡と同じ状態です。
一方のアムナットは、マイペース。長いリーチでジャブをつき、カウンターを当て、相手が接近してしたら、ひらりとかわす。あるいは得意のクリンチ。まったくかみ合っていませんでした。
◆凡戦の世界チャンピオン
これほどいつも凡戦を繰り返し、防衛を重ねるチャンピオンは、本当に厄介です。
リーチが長くてそこそこスピードがあり、カウンターも打てます。もちろん防御感が優れていて、極端に言えば、ゾウシミンのパンチは一発も当たっていないんじゃないでしょうか。今のゾウ・シミンでは百回やっても勝てませんね。
このチャンピオン、凡戦をやらしたら世界NO1です。
ロマゴンの出番です!一回ぼこぼこにしてやってください。
◆どうする、中国期待のゾウシミン
33歳のゾウシミンにもう上積みはないでしょう。いつもは中盤から手を抜き、まだ底を見せていないように振る舞っていましたが、実際にはあれがもう底だったんですね。
でも、アムナット以外なら違う展開があるかもしれません。アムナットは危険な相手ではないでしょうがゾウシミンではかみ合わないし、勝てる要素がまったくありません。
いっそ、ロマゴンとやったらどうでしょう。ここまで来たら一か八かですよ。
◆凡戦予想的中
ということは、メイウェザーVSパッキャオも予想通りになりそうですね。
パッキャオが追っかけ、メイウェザーが軽くカウンターをあて、パッキャオが打てば、もうそこにはメイウェザーはいない。
12ラウンド、ほぼ同じ展開が続き、パッキャオがポイントをとれるのは、12ラウンドだけです。
なぜなら、12ラウンドはメイウェザーが勝利を確信して、手を挙げてサークリングをするだけですからね。