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S・バンタム級10回戦(2025年12月19日)
ラモン・カルデナス(アメリカ)VSエリック・ロブレス(メキシコ)
両選手のプロフィール
ラモン・カルデナス(アメリカ)WBA2位・WBC5位
28戦26勝14KO2敗、30歳 オーソドックス
身長165cm リーチ 170cm
2023年9月に世界ランカーだったラファエル・ペドロサを倒したのが出世試合で、その後WBC・WBAの各地域タイトルを獲得しています。そして、2025年5月にラスベガスでモンスターに挑戦し、何と2Rにダウンを奪い観衆をアッと言わせましたが、その後反撃に合い8RTKO負けでタイトル獲得に失敗しました。この試合を踏まえて、中谷潤人と100ラウンドのスパーリングをこなしたらしいです。
エリック・ロブレス(メキシコ)元NABO北米王者
19戦16勝10KO3敗、25歳 サウスポー
身長 178cm リーチ 182cm
井上尚弥の元スパーリング・パートナーです。マイナー団体のIBOでの世界戦の経験があります。
試合展開
対峙するとやはりプロフィール通り、かなり身長差がありますね。ただロブレスがかなり広いスタンスで構えているので、試合が始まってみるとそれほど身長差は感じません。
3ラウンドにダウンを奪う
2ラウンドあたりからカルデナスがプレッシャーをかけ、少しずつペースを掴んでいきます。ただ、ロブレスのパンチも威力がありそうですね。しかし、カルデナスは上下の打ち分けで応戦し、3ラウンド終盤、カルデナスの右フックが絶妙のタイミングでロブレスの顎をとらえ、ダウンを奪いました。
4ラウンドはロブレスも反撃に転じますが、カルデナスのボディーワークにかわされ、ほとんどパンチは空を切ります。逆にカルデナスが速い動きでプレッシャーをかけロブレスを追い詰めます。
5ラウンドに見事なカウンター
そして、5ラウンドにロブレスが前に出てカルデナスをロープに追い込んだところへカルデナスの見事な右ストレートカウンターがヒットし、ロブレスが2度目のダウンを喫しました。これは立てないでしょう。レフリーもカウントを途中でやめて、試合をストップしました。エキサイトマッチではTKOと言ってましたが、「わしボク」はKOが正しいと思います。
カルデナスは再起戦を会心のKO勝利で飾りました。それにしてもカルデナスはこんなにうまいボクサーだったんですね。カウンターのタイミングも抜群ですし、このボクサーを倒した井上はまさにモンスターというより他にありません。

