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WBO世界ウェルター級タイトルマッチ(2025年3月30日)
ブライアン・ノーマン(アメリカ)VSデリック・クエバス(プエルトリコ)
両選手のプロフィール
ブライアン・ノーマンJR(アメリカ)WBO王者
28戦26勝20KO2NC、24歳 オーソドックス
身長 173センチ リーチ 183センチ
2023年11月にWBOインターナショナルタイトルを獲得しました。2024年5月にジョバンニ・サンティランとWBO暫定王座決定戦でKO勝ちしてタイトルを獲得し、後に正規王者に昇格しました。
デリック・クエバス(プエルトリコ)WBO13位
29戦27勝19KO1敗1分け、30歳 オーソドックス
身長 175センチ リーチ 183センチ
展開予想
クエバスの情報が全くないので、予想不可能ですね。まあ、ジョー小泉さんが押す、ノーマンのお手並みを拝見しましましょうか。
余談ですが、今週末はボクシングファンにとっては、忙しい日になりそうですね。
試合展開
両選手とも前日計量を1回でパスしました。
初回のクエバスの積極的な攻撃を見ると、これはノーマンがかなり苦戦するかなと思ました。
しかし、2ラウンド終盤にノーマンの左フックでクエバスが大きくバランスを崩し、ロープに飛ばされました。
3ラウンドが始まった時は、クエバスにそれほどダメージは感じられませんでした。ノーマンの左ジャブに対して、クエバスも応戦します。ただ、お互い手数が少なく、凡戦になりそうな予感がしました。
ところが、ノーマンの右ストレートから返しの左ストレートでクエバスがあっけなくダウンしました。クエバスはすぐに立ってきましたが、レフリーが試合をストップしました。どうやら眼がおかしいということらしいです。
苦戦が予想されたノーマンが、3ラウンド、レフリーストップのTKO勝ちでWBAウェルター級タイトルの初武衛に成功しました。しかし、この選手は強いのか弱いのか、よくわからないところがありますね。佐々木尽なら勝てるかも、という気がします。