赤穂亮&竹迫司登、揃ってKO勝利。いよいよ世界へ向けてGOサイン!

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目次

(出典:日テレG+)

竹迫司登(ワールドS)VS二ワット・コンカン(タイ)

ミドル級10回戦(2022年9月3日)

竹迫司登(ワールドスポーツ)OPBF太平洋ミドル級王者

14戦13勝12KO1分け、31歳 オーソドックス

デビューから10連続KO勝利を記録。2018年に日本ミドル級タイトルを獲得し、2020年1月に細川チャーリーに判定勝ちして、OPBFミドル級タイトルを獲得しました。これが唯一の判定勝利です。15戦目は、1年4か月ぶりの試合となります。

二ワット・コンカン(タイ)元OPBF東洋太平洋S・ウェルター級王者

20戦11勝8KO8敗1NC、37歳  オーソドックス

試合展開

1R

竹迫の方が上背はあるようです。竹迫が左ジャブを突いて前に出ます。二ワットも左を返します。二ワットはいかにもタイ人らしいボクシングスタイルですね。なかなかディフェンスもうまいですし、何ともやり難そうな変則スタイルです。体が柔らかいので、竹迫のパンチが空を切ります。

2R

先に仕掛けたのは二ワットです。竹迫はじわじわと前に出ますが、パンチが出ていません。しかし、ラウンド中盤、竹迫のボディがヒットし、さらに、二ワットの左に合わせて、竹迫の左ストレートがカウンターでヒット。二ワットが早くもダウンしました。

すぐに立ってきました。当たりが軽かったので、それほどダメージはなさそうに見えます。二ワットは下がりながらいきなりパンチを打ってきます。このあたりは老獪ですね。残り1分、竹迫が左ボディアッパーから、右オーバーハンドのストレートを打ち込みます。そして連打を畳みかけ、二ワットがやや押し倒されたようにダウンします。すぐに立ってきて、不満をあらわにしています。まあ、最後の方はパンチが当たってませんからね。

しかし、竹迫はさらにギアを上げ、左ジャブから右ストレートを放ち、左ボディアッパーがヒット。二ワットはクリンチで逃げます。

3R

二ワットはさらに変則的なボクシングで、竹迫のパンチをかわします。竹迫は、ガードを固め左ジャブから右ストレートを放ちながら、前に出ます。竹迫がボディを攻めます。そして、ロープに詰めてワンツーを叩き込みますが、二ワットもボディワークで、パンチをうまく殺しています。残り約1分のところで、竹迫が左ボディアッパーを打ち込み、二ワットはしゃがみ込むようにダウン!

やや苦しそうな様子を見て、レフリーが試合を止めました。1年4か月ぶりの試合をTKO勝利で飾りました。さあ、次のターゲットは、WBOアジアパシフィック王者の野中悠樹ですね。

赤穂亮(横浜光)VSエドリン・ダプドン(フィリピン)

(出典:日テレG+)

フェザー級10回戦(2022年9月3日)

赤穂亮(横浜光)WBO世界S・バンタム級12位・IBF14位

42戦38勝25KO2敗2分け、36歳 オーソドックス

身長 168cm  リーチ 170cm

2012年にWBC世界S・フライ級王者の佐藤洋太に挑戦し、判定負けでタイトル獲得に失敗。2015年8月にWBOバンタム級王座決定戦で、プンルアン・ソー・シンユーの反則まがいのパンチでKO負けし、2度目の世界戦も王座獲得が出来ませんでした。現在はS・バンタム級に階級を上げ、3度目の正直を目指しています。

エドリン・ダプドン(フィリピン)元WBCフライ級シルバー王者

43戦35勝21KO7敗1分け、36歳 

ダウンを喫したのは、長いキャリアでわずか1回というタフガイです。もちろんKO負けはありません。

試合展開

この試合は、S・バンタム級にリミット(55.34キロ)をわずかに上回る55.8キロ契約で行われます。

1R

体格はほぼ同じですね。赤穂が丁寧に左ジャブを突きます。ダプドンはガードを固めて、時折ジャブを放ちます。柔らかそうな体つきをしています。赤穂の動きはキレがあっていいですね。ラウンド中盤から赤穂が、大振りのパンチを放つようになりました。なかなかパワフルです。

ちょうど2分過ぎに、赤穂が放った右のパンチがテンプルにヒットし、ダプドンがやや効いたような感じで、ロープに下がります。何度も放つ赤穂の左フックは威力がありそうです。そして、その左フックがダプドンのテンプルをとらえると、しゃがみ込むようにダウンしました。

レフリーがカウント10まで数えましたが、ダプドンは立ち上がることが出来ませんでした。どうやら最初のテンプルへのパンチが効いていたようです。

赤穂の見事な1ラウンドKO勝ちです。さあ、3度目の正直に向かって、GOサインが出ました。

 

 

 

 

 

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