注目の日本人対決!田中恒成が5ラウンドTKO勝利 VS橋詰将義VS(WBOアジアパシフィックS・フライ級タイトルマッチ)

目次

(出典:TBS)

橋詰将義(角海老宝石)VS田中恒成(畑中)

WBOアジアパシフィック・Sフライ級タイトルマッチ(2022年6月29日)

両選手のプロフィール

橋詰将義(角海老宝石)WBO・AP&OPBFスーパーフライ級王者

21戦19勝11KO2分け、28歳 サウスポースタイル

身長170cm

2014年、全日本S・フライ級新人王を獲獲得→(新人王決定戦抜粋、別府優樹は豪快)。2018年に日本王者の奥本貴之に挑戦し、引き分けで王座獲得はなりませんでした。2022年2月、古谷招男とのWBO・AP&OPBFスーパーフライ級王座決定戦で判定勝ちし、ふたつのタイトルを獲得しました。

田中恒成(畑中)WBOアジアパシフィックS・フライ級1位

17戦16勝9KO1敗、26歳 オーソドックススタイル

身長 165cm  

2015年5月にWBO世界ミニマム級タイトルを獲得し、1度防衛後、タイトルを返上。2016年12月にWBO世界ライトフライ級タイトルを獲得しました。2度防衛しタイトルを返上後、2018年に木村翔とのWBO世界フライ級王座決定戦に判定勝ちして3階級制覇を成し遂げました。3度防衛後、S・フライ級に階級を上げ、WBO世界S・フライ級王者の井岡一翔に挑戦しましたが、8RTKO負けで、4階級制覇はなりませんでした。→(日本人頂上決戦 井岡が5Rにダウンを奪い8RTKO勝ち!井岡一翔VS田中恒成(WBO世界S・フライ級タイトルマッチ)

 

展開予想

田中は井岡に倒されてから、急に影が薄くなったような気がします。デビューはミニマム級で、47.62キロ、今のS・フライ級は52.16キロ、実に4.5キロの差があります。フライ級時代の強さがS・フライ級で発揮できていないような感じですね。片や王者の橋詰は、元々・フライ級の選手です。長身のサウスポーで、右ジャブも速く、ナチュラルに左ストレートを放ちます。

田中は序盤からガンガン行くと思いますが、橋詰のジャブはかなり邪魔でしょうね。そして下手に中に入ると左ストレートが飛んできます。これは最初は反応できないかもしれません。むしろ、ややスタミナ面に弱点がある橋詰を攻略するなら、後半勝負の方がいいでしょう。

田中はWBCで7位、IBFで5位、WBOで3位にランクしています。一方の橋詰もIBFで14位、WBOで12位。勝った方が世界へ向かい、負けた方は世界戦線から脱落ということになりそうです。過去の対戦相手のレベルから考えて、ここで田中が負けることは考えられないのですけど……。

試合展開

1ラウンドは橋詰が距離を取って、ペースをつかんだかに見えましたが、2ラウンドから田中のアグレッシブな攻撃が橋詰を追いつめ、5ラウンドはものすごい連打で、レフリーストップ。田中恒成が5ラウンドTKO勝ちで、タイトルを獲得しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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