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(出典:日テレG+)
千葉開(横浜光)VS栗原慶太(一力)
OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ(2023年3月4日)
両選手のプロフィール
千葉開(横浜光)OPBFバンタム級王者・WBC15位
18戦15勝9KO3敗、29歳 オーソドックス
デビューから7連勝し、8戦目でブライアン・ロベターニャに4RTKO負けで初黒星を喫しました。その後6連勝で、中島一輝とOPBF王座決定戦を行い判定負けでタイトル獲得に失敗。2022年9月にOPBF王者の栗原慶太に挑戦し、12RTKO勝ちでタイトルを獲得しました。
栗原慶太(一力)OPBFバンタム級6位・IBF10位
24戦16勝14KO7敗1分け、30歳 オーソドックス
身長 170cm
この選手の最大の魅力は、パンチ力に尽きます。負け数が多いのでKO率は64%ですが、勝った試合に限ればなんと87.5%になります。判定勝ちは2回しかありません。面白いのは、6回戦に上がるまでの戦績が、なんと4勝(3KO)4敗(2KO)なんですよ。まさかこの選手が、世界ランカーになるとは誰も予想しなかったでしょうね。(WBC11位、IBF13位、WBO12位)
2018年12月にOPBFバンタム級王座決定戦で判定勝ちし、タイトルを獲得しました。この対戦までに、5敗(3KO)もしています。決して打たれ強くはありませんね。勝っても負けてもKO決着は、「わしボク」の最も好きなタイプです。
2019年5月に初防衛に成功しましたが、2021年1月の2度目の防衛戦で、井上拓真に負傷判定負けして、タイトルを失いました。しかし、2021年10月にOPBF王者の中嶋一輝に8RTKO勝ちで、王座に復帰しましたが、2022年9月に千葉開に12RTKO負けを喫し、タイトルを失いました。
試合展開
大方の予想は、千葉の返り討ち。栗原もややピークを過ぎた感じで、勝つには序盤から倒しに行くしかないと思います。
序盤から栗原が攻める
栗原が前に出てプレッシャーをかけます。左右のボディが効果的ですね。かなり力を込めてパンチを放ってます。2ラウンドも栗原は手を休めません。千葉のボディに栗原のパンチが的確にヒットしています。これはかなり効いていますよ。栗原の左右のパンチは、やはりかなりパワーがありますね。おう序盤勝負にかけている感じです。
そして、2ラウンド中盤、栗原が左フックから連打を畳みかけ、千葉からダウン奪いました。千葉はすぐに立って来ましたが、足元はかなり怪しいですね。
栗原は、立ってきた千葉に連打を浴びせ、防戦一方になったところで、レフリーが試合をストップしました。
なんと、2ラウンドTKOで、栗原が強打でリベンジしました!ほんとにこの選手は魅力的ですね。「わしボク」一押しです。一度でもいいから、世界に挑戦してほしいと思っています。