目次
(ボクシングビート1月号)
谷口将隆(ワタナベ)VSメルビン・ジェルサレム(フィリピン)
WBO世界ミニマム級タイトルマッチ(2023年1月6日)
両選手のプロフィール
谷口将隆(ワタナベ)WBO世界ミニマム級王者
19戦16勝11KO3敗、28歳 サウスポースタイル
身長 162センチ リーチ 164センチ
2019年2月にWBO世界ミニマム級王者のビック・サルダールに挑戦し、判定で敗れタイトル獲得に失敗しました。2021年6月にWBO王者のウィルフレド・メンデスにTKO勝ちしてタイトルを獲得。2022年4月に石澤開にTKO勝ちして初防衛に成功しています。
メルビン・ジェルサレム(フィリピン)WBO2位
21戦19勝11KO2敗、28歳 オーソドックススタイル
身長 157センチ リーチ ?
2017年1月にWBC王者のワンヒン・ミナヨーティンに挑戦し判定で敗れタイトル獲得に失敗しました。2021年7月にOPBF王座決定戦に判定勝ちしてタイトルを獲得しました。
試合展開
1ラウンドは谷口がペースを握っていたと思いましたが、まさか2ラウンドにジェルサレムの右ストレートをまともにもらい、ダウン!
慌てて立ち上がったものの、足元が定まらず、レフリーが試合をストップしました。
ダニエル・バジャダレス(メキシコ)VS重岡銀次郎(ワタナベ)
IBF世界ミニマム級タイトルマッチ(2023年1月6日)
両選手のプロフィール
ダニエル・バジャダレス(メキシコ)IBF王者
30戦26勝16KO3敗1分け、28歳 オーソドックススタイル
身長 160センチ リーチ 163センチ
2020年2月にIBF王者のペドロ・タドゥランに挑戦しましたが、負傷引き分けでタイトル獲得ならず。しかし、2022年7月、IBF王者のレネ・マーク・クアルトに挑戦し、判定でタイトルを獲得しました。これが初防衛戦です。
重岡銀次郎(ワタナベ)IBF5位
8戦全勝6KO、23歳 サウスポースタイル
身長 153センチ リーチ ?
アマチュア戦績が56勝1敗となっていますが、この1敗は兄雄大との試合で、ゴングが鳴るとともに棄権したため。従って、銀次郎はボクシング人生では、実質負けたことがないということです。
試合経過
序盤から重岡の左ボディブローが効果的にヒットしていましたが、まさかの3ラウンド偶然のバッティングでチャンピオンが試合続行を拒否し、協議の結果、ノーコンテストとなったようです。どう見ても、チャンピオンが逃げたように思えましたね。
従って、残念ながら重岡はタイトル獲得ならずです。