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(出典:日テレG+)
坂間叶夢(ワールドS)VSリー・ハンソル(韓国)
50キロ契約6回戦(2022年11月5日)
両選手のプロフィール
坂間叶夢(ワールドS)日本ライトフライ級13位
6戦全勝5KO、19歳 オーソドックススタイル
身長 165cm
2021年度のライトフライ級新人王です。
その時の「わしボク」の感想を含め、新人王決勝戦と東日本新人王決勝戦の「わしボク」の記事を再掲します。
東日本新人王ライトフライ級決勝(4回戦)
坂間叶夢(ワールドS)[TKO2回2分25秒]加藤幸海(ワタナベ)
3戦全勝3KO、18歳 2戦全勝2KO、20歳)
ハードパンチャー同士の注目の対戦です。初回から積極的に攻めた坂間がスピードとパワーで上回ります。2ラウンドも坂間のボディが効果的にヒットします。そして、坂間の右ストレートが加藤の顔面をとらえ、ダウンを奪います。その後も的確にパンチを放ち、最後に右ストレートで大きく加藤が体勢を崩したところで、レフリーが試合を止めました。坂間は、将来、楽しみな選手ですね。
全日本新人王ライトフライ級決勝(4回戦)
〇坂間叶夢(ワールドスポーツ)判定(3-0)神垣拓磨(井岡)✖
4戦4勝4KO、18歳 3戦2勝1分け、21歳
坂間は、いい体格をしていますね。神垣より一回り大きく見えます。手足が長くしかもまだ18歳。世界も夢ではないでしょう。この日は、動きが速く的の小さい神垣を最後までとらえることが出来なかったようですが、文句なしの勝利でした。
リー・ハンソル(韓国)韓国S・フライ級3位
8戦7勝3KO1敗、29歳 オーソドックススタイル
身長 165cmぐらい?
試合展開
お互い左ジャブの突き合いから距離を探ります。坂間の左ジャブがリーをとらえますが、リーの左ジャブも結構速くて長いですね。軽く1~2発もらいましたか。坂間は、ガードを固めて左ジャブを突いて様子を見ています。そして、2発目に出した右ストレートが早くもリーの顔面をとらえました。距離もタイミングもばっちりです。
ちょうどラウンド中盤、坂間の左フックから右の返しのパンチで、リーが仰向けにダウンしました。すぐに立ってきましたが、驚いたような顔をしています。
試合再開後、右のストレートが何度か軽くリーの顔面をとらえます。2分過ぎ、左ジャブから右ストレートがリーの顔面をとらえ、リーがひっくり返るようにダウン!2度目のダウンで、レフリーがすぐに試合を止めました。立ってきたリーはヨタヨタしながら、コーナーに戻りました。公式には「TKO」ですが、「わしボク」はKO勝ちが正しいと思います。カリフォルニアルールです。
坂間の圧勝です。パワーが違いましたね。右ストレートは見事にジャストミートしましたね。このクラスなら十分世界を狙える逸材だと思います。