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WBO世界フライ級王座決定戦(2024年7月20日)
加納陸(大成)VSアンソニー・オラスクアガ(アメリカ)
加納陸(大成)WBO2位
28戦22勝11KO4敗2分け、26歳 オーソドックス
身長 162センチ リーチ 167センチ
「わしボク」は日本でデビューする前から知っていました。「海と陸」とかいうドキュメンタリー番組で、2人の若いボクサーの一人が加納陸で、もう一人の海は、白血病で亡くなってしまうという話です。海の分まで頑張って、世界チャンピオンになってほしいなと思ていましたが、2016年に高山勝成に負傷判定負けして世界タイトル獲得に失敗しました。その後勝ったり負けたりと鳴かず飛ばずが続きました。しかし、現在1引き分けを挟んで9連勝と調子を取り戻し、ようやく世界戦のチャンスをつかみました。
アンソニー・オラスクアガ(アメリカ)WBO3位
7戦6勝4KO1敗、25歳 オーソドックス
身長 163センチ リーチ 175センチ
オラスクアガは2023年4月に寺地拳四朗に挑戦し、9RTKO負けしたものの、大健闘しました。そして、同年9月に中谷潤人に挑戦したことのあるジーメル・マグラモと対戦しTKO勝ちしています。
試合展開
おそらく、前半でオラスクアガが倒すでしょうね。加納に勝ち目はないと主ます。パワーが違いすぎます。
予想通りオラスクアガのパワーが加納を圧倒し、序盤はなんとか応戦した加納でしたが、3ラウンドにオラスクアガの強烈な左アッパーが加納の顎をとらえ、加納がダウン!
倒れた瞬間に、「これはダメだ」と思いました。
オラスクアガが3ラウンドKOで、タイトルを獲得しました。あまりにも力の差がありすぎましたね。