目次
S・フェザー級10回戦(2024年10月17日)
力石政法(大橋)VSアルネス・バコナへ(フィリピン)
両選手のプロフィール
力石政法(大橋)IBF3位・WBC6位・WBO9位
16戦15勝10KO1敗、30歳 サウスポー
身長 178センチ
兄は、先日IBF世界ライトフライ級王者になった矢吹正道です。唯一の黒星は3戦目で戦った坂晃典に2RTKO負けを喫したものです。坂は日本でも有数のハードパンチャーですからね。2022年5月にOPBF東洋太平洋S・フェザー級のタイトルを獲得しました。2023年1月にはWBOアジアパシフィック王座も獲得しています。そして、2024年3月にイタリアでマイケル・マグネッシとWBC世界タイトル挑戦者決定戦を行い、12R逆転TKO勝ちで挑戦権を獲得しました。
アルネス・バコナへ(フィリピン)フィリピン・フェザー級王者
25戦17勝12KO8敗、30歳 オーソドックス
身長 169センチ リーチ 175センチ
2023年8月に中野幹士(日本フェザー級6位)と対戦しKO負けを喫しています。
試合展開
バコナへが怖い右ストレートを放ってきますが、力石は相手のパンチを見切って、2ラウンドに左ボディアッパー1発でバコナへをマットに沈めました。しかし、「わしボク」の個人的な意見ですが、力石のサウスポーは何となくぎこちない感じがします。そして、申し訳ありませんが、力石には世界は無理だと思います。
日本フェザー級タイトルマッチ(2024年10月17日)
松本圭祐(大橋)VS中川公弘(ワタナベ)
両選手のプロフィール
松本圭祐(大橋)日本フェザー級王者
11戦全勝7KO、25歳
2023年4月に日本フェザー級王座を獲得し、8月にWBOアジアパシフィック王座も獲得しましたが、これは返上しました。デビュー以来7連続KO勝利を続けていましたが、この4戦はいずれも判定勝利です。日本タイトルは3度防衛しています。
中川公弘(ワタナベ)日本フェザー級5位
18戦10勝5KO6敗2分け、33歳 オーソドックス
身長 170センチ
東日本新人王に3度挑戦しましたが、いずれも決勝まで残れず敗退しています。その後5勝4敗1分けで、日本ランキングの5位の上り詰めました。
試合展開
中川が積極的に打って出ましたが、松本がスピードの違いを見せ、2ラウンドに3度ダウンを奪って久しぶりのKO勝利で4度目の防衛に成功しました。