井上岳志が格の違いを見せ、6RTKO勝ちでアジア2冠を獲得 VS天熊丸木凌介(WBOアジアパシフィック・OPBF東洋太平洋S・ウェルター級王座決定戦)

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目次

(出典:日テレG+)

井上岳志(ワールドスポーツ)VS天熊丸木凌介(天熊丸木)

WBOアジアパシフィック・OPBF東洋太平洋S・ウェルター級王座決定戦(2022年11月5日)

両選手のプロフィール

井上岳志(ワールドスポーツ)WBOアジアパシフィック・OPBF東洋太平洋S・ウェルター級1位

21戦18勝10KO2敗1分け、32歳 オーソドックススタイル

2018年4月にIBF2位決定戦で野中悠樹に判定勝ち。2019年1月、WBO世界S・ウェルター級王者のハイメ・ムンギアに挑戦しましたが、大差の判定負けでタイトル獲得に失敗しました。2021年11月にティム・チューと対戦し判定負けで、2敗目を喫しました。

天熊丸木凌介(天熊丸木)WBOアジアパシフィックS・ウェルター級4位・OPBF東洋太平洋14位

27戦18勝13KO7敗2分け、31歳 オーソドックススタイル

試合展開

序盤から井上が格の違いをみせ、左右のストレートを的確にヒットし、徐々にペースをつかんでいきます。

4ラウンドは、右のストレートで天熊丸木の左目の上をカットしました。更に、井上がギアを上げて連打を打ち込みます。5ラウンドも井上が手数で圧倒し、天熊丸木はややダメージが見られ、動きが悪くなってきました。

そして、6ラウンド。井上はややペースを落として、チャンスを狙っていましたが、中盤過ぎから天熊丸木をコーナーに詰め、上下に連打を浴びせます。2分過ぎ、井上の右のパンチで天熊丸木がぐらつきます。

すかさず井上がコーナーに詰め、上下にパンチを叩き込みます。そして、残り30秒のところで、レフリーが割って入り、試合がストップしました。6R井上のTKO勝ちでアジア2冠を獲得しました。

今日の相手はかなり力の差がありましたが、IBF14位、WBO15位にランクされている井上としては、再度世界に向けて頑張ってほしいと思います。しかし、IBFとWBOの王者はジャーメル・チャーロですから、なかなかチャンスは回ってこないでしょうね。

 

 

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