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4団体世界S・バンタム級タイトルマッチ
井上尚弥(大橋)VS TJ・ドヘニー(アイルランド)
両選手のプロフィール
井上尚弥(大橋)4団体統一世界S・バンタム級王者
27戦全勝24KO、31歳 オーソドックス
身長 165cm リーチ 171cm
2018年にジェイミー・マグドネルに圧勝し3階級制覇を達成してから、ドネア戦以外はすべてKO勝ち。そして、2022年6月7日にWBC王者のノニト・ドネアと再戦し、2RTKOで3団体統一王座を獲得しました。
2023年7月にはS・バンタム級に階級を上げ、苦戦が予想された2団体統一王者のフルトンに圧勝しました。さらに2023年12月、2団体統一王者のマーロン・タパレスに10RKO勝ちで4団体統一王者となりました。そして、2024年5月にルイス・ネリと対戦し、まさかの1Rダウンを喫しましたが6RKO勝ちで圧勝しました。
TJ・ドヘニー(オーストラリア)WBA6位・WBC8位・IBF7位・WBO2位
30戦26戦20KO4敗、37歳 サウスポー
身長 166センチ リーチ 173センチ
2018年8月、IBF世界S・バンタム級王者岩佐亮佑に挑戦し、判定勝利でタイトルを獲得しました。2019年4月にWBA王者のダニエル・ローマンと王座統一戦を行い、判定で敗れ王座から陥落し、2021年8月にWBA世界フェザー級暫定王座決定戦で判定負けし、2階級制覇に失敗しました。さらに2023年3月にはサム・グッドマンに判定負けを喫して世界ランク脱落。しかし2023年6月、期待のホープ中嶋一輝に4RTKO勝ちし、井上尚弥のスパーリングパートナーをあっさり1RTKOで葬り、世界ランカーに再浮上しました。
展開予想
午後9時半ごろ試合開始と思われます。井上は、過去最高の仕上がりという話ですね。「わしボク」はサム・グッドマンより危険な相手だと思っています。しかも当日は10キロ以上(12.6キロという話です)増量してリングに上がるらしいですね。序盤の「でかい」ドヘニーには十分注意が必要でしょう。そこを無事に乗り切れば、後はいつもの井上ペースで中盤ごろにはマットに沈めると思います。
それにしても、1日で12.6キロもどうやって増やすのでしょうね。
試合展開
さすがにドヘニーの腹回りはでかいですね。とても同じ階級とは思えません。それでも井上は警戒しながら、徐々にボディから上にパンチを放ち、ペースを握ります。
そして、中盤から少しずつペースを上げ、プレッシャーをかけドヘニーを追い詰めます。そして、7ラウンド開始早々、ドヘニーが腰を痛めギブアップしました。まさに突然の試合終了でした。
7ラウンドTKO勝ちで防衛に成功しました。ドヘニーは初めてのTKO負けを喫しました。