井上尚弥の空き家、2軒目が決まりました。ジェイソン・マロニー VSビンセント・アストロラビオ(WBO世界バンタム級王座決定戦)

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目次

(出典:WOWOW)

アンドリュー・マロニー(オーストラリア)VSビンセント・アストロラビオ(フィリピン)

WBO世界バンタム級王座決定戦(2023年5月13日)

両選手のプロフィール

ジェイソン・マロニー(オーストラリア)WBO世界バンタム級1位

26戦24勝19KO2敗、32歳 オーソドックス

身長 165センチ  リーチ 170センチ

2018年5月に河野公平に6RTKO勝ちしましたが、2018年10月に、IBF王者のエマヌエル・ロドリゲスに挑戦し判定負けしました。そして、2020年10月、ラスベガスでWBA&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥に挑戦し、7RKO負けを喫しました。その後は3連勝して、再び世界戦線に浮上してきました。2022年10月にナワポーン・ソールンビサイに判定勝ちして、WBCの挑戦権を獲得しました。

ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)WBO2位

21戦18勝13KO3敗、26歳 オーソドックス

身長 165センチ  リーチ 166センチ

現在6連勝(5KO)中で、2022年2月にはダウンを奪って、ギジェルモ・リゴンドーに判定勝ち、2022年12月にはニコライ・ポタエフにKO勝ちして勢いに乗っています。

試合展開

WBCで挑戦権を獲得した時は、てっきりドネアと王座決定戦をやるものだと思っていましたが、どういうわけかWBOの王座決定戦をアストロラビオと行うことになったようです。

序盤はマロニーがペースを掴む

スピードと手数、そして速いフットワークで序盤からマロニーがペースを掴みます。パワーで回るアストロラビオは、速いフットワークについていけません。

マロニーが拳を痛める

どうやら4ラウンドにマロニーが拳を痛めたようです。その後は一進一退の攻防が続き、ジャッジ泣かせの微妙なラウンドが続きます。

チャンピオンシップラウンドでアストロラビオが猛攻

ややポイントで劣勢だと思ったのか、アストロラビオが倒す勢いで、猛攻をかけます。12ラウンドは、完全にマロニーは逃げ切り体勢。勝っていると思っているのでしょうね。解説の西岡さんも言ってましたけど、この賭けは危険です。ジャッジがどう採点しているかは、ふたを開けてみるまで分からないのですから。

やはり判定は微妙でしたね

2-0(114-114、115-113,116-112)で、マロニーが3度目の正直でついに世界王座を獲得しました。

残り二つは

WBAは井上拓真(大橋)、WBOはジェイソン・マロニー(オーストラリア)が王座を獲得しました。

WBCはノニト・ドネア(フィリピン)がアレキサンドロ・サンティアゴ(メキシコ)と王座決定を行うことが決まっています(7月15日)。

さてIBFですが、こちらも7月15日に、エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)メルビン・ロペス(ニカラグア)と王座決定戦を行うことが決まったようです。

 

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