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残念ながらこの試合を観るには、3100円の追加金が必要です。
4団体統一世界ライトヘビー級タイトルマッチ(2024年10月13日)
ドミトリー・ビボル(ロシア)VSアルツール・ベテルビエフ(ロシア)
両選手のプロフィール
ドミトリー・ビボル(ロシア)WBAスーパー王者
23戦全勝12KO、33歳 オーソドックス
身長 183cm リーチ 183cm
2016年にWBA暫定世界ライトヘビー級タイトルを獲得し、その後正規王者に昇格し、10度の防衛に成功した現在は、スーパー王者に昇格しています(この団体が何を基準にスーパー王者にしているかは不明です、ちなみに村田諒太さんもスーパー王者でした)。最近6試合はすべて判定決着で、すっかり技巧派ボクサーというスタイルが定着しています。2022年5月には、サウル・アルバレスに何もさせずに完勝し、11度目の防衛に成功しました。2024年6月に5年9か月ぶりのKO勝利で14度目の防衛に成功しています。
アルツール・ベテルビエフ(ロシア)WBC・IBF・WBO王者
20戦全勝20KO、39歳 オーソドックス
身長 182cm リーチ 185cm
2017年、エンリコ・コーリングとIBF世界ライトヘビー級王座決定戦を行い、12RKO勝ちでタイトルを獲得しました。さらに、2019年にはオレクサンドル・グウォシクに10RTKO勝ちして、WBCのタイトルも獲得。2022年6月には、WBO王者のジョー・スミスを2ラウンドで粉砕し3団体統一王者となりました。2024年1月にカラム・スミスをKOして、3団体統一王座の防衛に成功しています。
展開予想
ズバリ!ビボルの判定勝ちでしょう。ベテルビエフの全勝全KOは確かにすごいと思いますが、当たらなければ勝てません。ビボルの評価を一気に上げたのは、カネロに何もさせずに勝ったことでしょうね。KO勝利ばかりに注目されていますが、ベテルビエフもテクニックは一級品です。しかし、それでもビボルの牙城を崩すのは難しいと思います。
それにしても10月12日からボクシングファンは忙しいですね。まず、12日の矢吹正道、そして13日、14日の7試合世界戦、その間にビボルVSベテルビエフが入ってきます。ベテルビエフが負けるのを観たくないから、3100円でウナギでも食べようかな。
試合展開
序盤はビボルが左ジャブからフックでペースを掴みますが、徐々にベテルビエフがプレッシャーを強め、ガードの上からパワフルなパンチを放ち、互角の展開になりました。パンチの正確さではビボルですが、見た目の打ち合いでは、ベテルビエフの方が見映えがいいですね。
ペースはベテルビエフですが、ビボルも的確なパンチを返し、激しい打ち合いが展開され、それが最終ラウンドまで続きました。微妙なランドが多かったのですが、ベテルビエフのパワーに軍配が上がりましたね。
判定は2-0(114-114,115-113,116-112)でベテルビエフが4団体統一王座を獲得しました。ベテルビエフの連続KO記録は途絶え、ビボルも初の黒星を喫しました。