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ヘビー級12回戦(2023年12月24日)
デオンテイ・ワイルダー(アメリカ)VSジョセフ・パーカー(ニュージーランド)
両選手のプロフィール
デオンテイ・ワイルダー(アメリカ)WBC世界ヘビー級1位・WBC1位・WBO9位
46戦43勝42KO2敗1分け、38歳 オーソドック
身長 201cm リーチ 211cm
2015年1月、WBC世界ヘビー級王者のバーメイン・スタイバーンに挑戦し、大差の判定でタイトルを獲得しましたが、デビュー以来の連続KOはストップ。7度の防衛に成功し(すべてKO)2018年12月に、8度目の防衛戦でタイソン・フューリーと対戦し、2度のダウンを奪うも、引き分けに終わり、8度目の防衛に成功しました。2020年2月に11度目の防衛戦でフューリーと再戦し、7RTKO負けで王座から陥落しました。そして、2021年10月にフューリーと3度目の対戦。ダウンの応酬の末、11RKO負けで、タイトル獲得に失敗しました。2022年10月に再起戦でロバート・ヘレニウムを1Rでマットに沈めました。
ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)WBC8位・IBF4位・WBO3位
36戦33勝23KO3敗、31歳 オーソドックス
身長 193cm リーチ 193cm
2016年12月、アンディ・ルイスとWBO世界ヘビー級王座決定戦を行い、判定勝ちでニュージーランド初のヘビー級世界王者となりました。2度防衛に成功し、2018年3月にWBA・IBF王者のアンソニー・ジョシュアと王座統一戦を行い、判定負けで王座陥落。2018年7月にディリアン・ホワイトに2敗目を喫しましたが、その後は6連勝で、世界戦線に再浮上し、2022年9月にWBO暫定王者のジョー・ジョイスに挑戦しましたが、11RKO負けでタイトル獲得に失敗しました。そん後は3連勝中です。
試合展開
ワイルダーがとても細く見えます。極端にいうと、ガリガリです。
そして、右のパンチに切れがありません。
結局、パーカーが前に出て、ワイルダーが下がるという展開が最後まで続きました。パーカーが強いというより、ワイルダーが別人のように精彩を欠いています。ひょっとすると両手とも痛めているのかと思うほど手数が少なく、何もしないまま12ラウンドをやり過ごしました。
3300円返せ!
判定は3-0(117-111,118-110、120-108)と大差がつきました。ワイルダーの実力がこの程度なら、引退もあり得るでしょうね。