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S・ミドル級4回戦(2021年8月16日)
ニコ・アリ・ウォルシュ(アメリカ)VSジョーダン・ウィークス(アメリカ)
ウォルシュ(21歳)はこれがデビュー戦です。
身長 183cm リーチ 188cm アマチュアで30戦のキャリアがあります。
ウィークス(29歳)は5戦4勝2KO1敗と、デビュー戦の相手としてはなかなかの戦績ですね。
アリファンとしては、あっさりKOで勝ってほしいところですが、実力未知数なので、何とも言えません。
お手並み拝見といきますか。
試合経過)
体格はほぼ同じですね。ウォルシュが左ジャブから右オーバーハンド放ちます。かなり積極的に右左を叩き込みます。ウィークスはまだほとんどパンチを出していません。軽いステップを踏みながら(モハメッド・アリを彷彿させますね)、かなり強気に左右のパンチを打ち込みます。右は結構思い切って放っています。ただ、ウォルシュはややガードが低いですね。
残り1分50秒、左ジャブからの右がウィークスの顔面を見事にとらえ、ウィークスが早くもダウン!ウォルシュの右は結構強そうです。ウォルシュはすぐに立て来ましたが、ダメージはありそうです。
試合再開後、ウォルシュが猛然と襲い掛かります。そして右がヒットし、ウィークスがバランスを崩します。効いていますよ。ここからは左右の連打でウィークスを一方的に攻め立てます。
そして、残り1分少々のところで、レフリーがウォルシュの連打から、ウィークスを救い出します。
ウィークスがなんと1ラウンドTKO勝ちでデビュー戦を飾りました。ウィークスに何もさせませんでしたね。
「わしボク」好みの好戦的な選手です。これからが楽しみですね。とにかく魅力的なボクシングをします。