デビン・ヘイニーの地味な判定勝ち VSワシル・ロマチェンコ(4団体統一世界ライト級タイトルマッチ)

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目次

(出典:WOWOW)

デビン・ヘイニー(アメリカ)VSワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)

4団体統一世界ライト級タイトルマッチ(2023年5月21日)

両選手のプロフィール

デビン・ヘイニー(アメリカ)4団体世界ライト級王者

29戦全勝15KO,24歳 オーソドックス

身長 175cm  リーチ 180cm

2019年10月、WBC世界ライト級暫定王座決定戦でサウル・アブドゥラエフに4RTKO勝ちして、暫定王者を獲得(のちに正規王者に昇格)。3度目の防衛戦では、ホルヘ・リナレスに判定勝ちしていますね。2021年12月に4度目の防衛に成功しました。2022年6月、3団体王者のカンボソスと王座統一戦を行い、左手一本で圧勝し、4団体統一王座を獲得しました。ダイレクトリマッチでも大差の判定で初防衛に成功しました。

ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)WBⅭライト級1位・WBO1位・IBF3位・WBA4位

19戦17勝11KO2敗、34歳 サウスポー

身長 170cm リーチ 166cm

プロ2戦目で、WBO世界フェザー級王者のオルランド・サリドに挑戦しましたが、サリドの老獪なボクシングに手を焼き、2―1の判定で王座獲得に失敗。サリドも体重オーバーで失格し、タイトルを剥奪されましした。その結果空位になったタイトルをゲーリー・ラッセルと争い、2-0の判定で3戦目にして、世界タイトルを手にしました。

3度防衛して、タイトルを返上し、7戦目でWBO世界S・フェザー級タイトルを獲得し、2階級制覇に成功します。2018年には、WBA世界ライト級王者のホルヘ・リナレスに挑戦し、10RTKO勝ちで3階級制覇を達成しました。しかし、2020年にテオフィモ・ロペスに判定負けして、タイトルを失い、2022年10月の再起戦でも、ジャーメイン・オルティスに大苦戦しました。

展開予想

デビン・ヘイニーはPFPベスト10に顔を出しもおかしくないぐらい完成度の高いボクサーです。しかもまだ24歳の若さ。これからもっと強くなっていくでしょうね。対するロマチェンコは、もう全盛期のロマチェンコとは別人のように力が落ちています。

ヘイニーが大差で圧勝するのは間違いないでしょうね。さらにヘイニーに余裕が生まれれば倒しに行くかもしれませんよ。あるいは、ロマチェンコが「ロマチェンコ負け」なんてことも考えられます。つまり途中棄権です。それぐらい力の差は歴然としていますね。

試合展開

サイズが違う

一回り大きいヘイニーの懐の深さに、ロマチェンコは攻めあぐねていますね。しかし、少しずつエンジンがかかり始めました。お互いディフェンスが上手く、なかなかクリーンヒットが当たらない展開が続きます。

それにしてもヘイニーは決して危険を冒さないですね。あ~もう4ラウンドか、退屈なラウンドが続きます。ヘイニーは楽ですね、ロマチェンコが突っ込んでくるところへパンチを合わせればいいのですから。

完全にヘイニーのペース

もう、結末が見えてきました。ヘイニーの判定勝ちです。結構、差がついているでしょうね。

ヘイニーは左ボディを狙っています。実力差は歴然としていますね。ロマチェンコは全盛期に比べると、圧倒的に手数が少なく、攻撃の多彩さもありません。

眠た~い試合

それにしてもヘイニーはつまらないボクサーですね。「わしボク」の嫌いなボクサーワースト3に入りますよ。どちらもほとんど効果的なパンチがヒットしません。見ていてスリルもなければ、目を見張るスキルもありません。まだ8ラウンドか。退屈です。

どっちも手数が少ない

まあ、採点しにくい試合ですから、希望的観測でロマチェンコが勝ったら面白いですね。まあ、あり得ないでしょうけど。せめてヘイニーが勝つなら、倒してほしいですね。

終盤少し盛り上がる

ロマチェンコが11ラウンドに積極的に手を出し、効果的なボディブローをヒットしました。しかし、ロマチェンコの攻撃が続きません。ヘイニーは完全に休んでますよ。ややお疲れか。12ラウンドもロマチェンコが最後の力を振り絞って攻めます。

さて判定は

3-0(116-112,115-113,115-113)。意外とポイントはせっていましたね。

 

 

 

 

 

 

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