ジャニベク・アリムハヌリが圧巻の2ラウンドKOで2度目の防衛に成功 VSスティーブン・バトラー(WBO世界ミドル級タイトルマッチ)

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目次

(出典:WOWOW)

ジャニベク・アリムハヌリ(カザフスタン)VSスティーブン・バトラー(カナダ)

WBO世界ミドル級タイトルマッチ(2023年5月13日)

両選手のプロフィール

ジャニベク・アリムハヌリ(カザフスタン)WBO世界ミドル級王者

13戦全勝8KO、30歳 サウスポー

身長 182cm  リーチ 182cm

2021年6月、WBC米大陸ミドル級王座の防衛戦でロブ・ブラントにTKO勝ちして3度目の防衛に成功し、2021年11月にはアッサン・エンダムにTKO勝ちして、4度目の防衛に成功しました。(両選手とも村田諒太と1勝1敗)2022年5月、ダニー・ディグナムとWBO世界ミドル級暫定王座決定戦を行い、2RKO勝ちでタイトルを獲得し、その後デメトリアス・アンドラ―デが王座を返上したため、正規王者に昇格しました。しかし、初防衛戦では格下のデンゼル・ベントレーに大苦戦し、かろうじて判定でタイトルを守りました。

スティーブン・バトラー(カナダ)WBO6位

36戦32勝26KO3敗1分け、27歳 オーソドックス

身長 182cm  リーチ 190㎝

2021年12月にWBA世界ミドル級王者だった村田諒太さんに挑戦し、5ラウンドTKO負けを喫しました。3敗していますが、いずれもKO負け。やや打たれもろい感じがしますが、序盤の攻撃力は侮れません。

試合展開

1ラウンド バトラーはサウスポーが苦手?

序盤から行きたいバトラーですが、サウスポーのアリムハヌリに対して、やや攻めにくそうです。解説の村田さんが、「サウスポーに対して、バトラーはぎこちない感じがしますね」。アリムハヌリはじっくり間合いを図っていますね。バトラーは全く踏み込めません。

2ラウンド 最初のダウンで決まっていた!

アリムハヌリが少しずつ間合いを詰め、右ジャブを放ちます。対するバトラーはほとんど手が出ません。開始1分過ぎ、バトラーが右ジャブをついて前に出ると、アリムハヌリの左アッパーがカウンターでバトラーの顎をとらえ、バランスを大きく崩し、足をばたつかせながら、下がります。すかさず、アリムハヌリが左フックのダブル、アッパー、そしてさらに左フックと連打を浴びせると、バトラーはたまらず前のめりにダウン!

立ってきたバトラーですが、かなり足元は怪しいですね。アリムハヌリは左フックだけで相手を追い詰めます。もうバトラーはフラフラです。これは止めないと危ないですよ。しかし、アリムハヌリは容赦なく連打を叩き込み、左フックで2度目のダウンを奪いました。

立ってきたバトラーですが、足元はおぼつきません。でもレフリーは試合を続行させます。これは酷い!

アリムハヌリが連打を浴びせると、あっさりダウン。ようやくレフリーが試合を止めました。

バトラーが心配

このレフリーの判断はどう考えても間違っていますね。最初のダウンでもうバトラーは完全にグロッキーでしたからね。レフリーが押しただけでダウンしそうになってました。バトラーに恨みでもあるのでしょうか?

 

 

 

 

 

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