バンタム級世界ランカー対決を制したのはジョシュア・グリー VSニコライ・ポタポフ(NABO北米バンタム級王座決定戦)

ジョシュア・グリー(アメリカ)VSニコライ・ポタポフ(ロシア)

(出典:WOWOW)

NABF北米バンタム級タイトルマッチ(2019年7月13日)

グリーは22戦21勝12KO1敗1分け、25歳。IBF4位。

現在のIBO世界S・バンタム級王者スティーブン・フルトンに、4回戦時代に、 2-0で判定負けしています。

ポタポフは、22戦20勝11kO1敗1分け、29歳。WBO3位。

2年前にオマール・ナルバエスとWBOバンタム級挑戦者決定戦を行い、7RTKO負けしています。

序盤はポタポフの方がパンチ正確

グリーは、162㎝とやや小柄です。対するポタポフは165㎝で、こちらもバンタム級としてはそほど背は高くありません。

早速、解説の西岡さんから、浜田さんの名文句「お手並み拝見」がでました。「瞬きするな」というニックネーム通り、グリーはスピードがありますね。ポタポフはややどっしり構えています。パンチはポタポフの方が重そうです。グリーは、やや打ちいぞぎ気味でパンチの打ち方が雑。正確性でもポタポフが上手いですね。

前に出るのは、動きの速いグリーですが、手があまり出ていません。ポタプフは距離が詰まると、うまくパンチをヒットしています。

3ラウンドあたりから、グリーの手数が増えて、動きもさらに速くなってきましたが、待ち構えて打つポタポフのボディブローも効果的です。

中盤はクリーンヒットの少ない打撃戦

前に出て、積極的にパンチを放つグリーがペースをつかみます。しかし、ポタポフも自分の距離になると、正確なパンチで応戦します。グリーはスピードのあるアメリカ人の、典型的なボクシングスタイルですね。派手さはありますが、パンチの打ち方は雑です。致命的なのはパンチが軽いことでしょう。

ボディブローを中心に、常に前に出るグリーに対して、ポタポフはそのうち終わりを狙っています。お互いクリーンヒットの少ない打撃戦が続きます。

7ラウンドは、ポタポフが前に出ます。ただ、前半に比べると、ポタポフのパンチの的中率が悪くなってきましたね(ジョー小泉さん:談)。グリーはパンチの回転が速いですね。ポタポフはボディブローが効いてきた感じです(西岡さん:談)。

後半はポタポフが徐々に失速

後半は、グリーが少しパンチを強めに打ってきました。そして対して、ポタポフのパンチに威力がなくなって気感じです。ポタポフはやや押され気味になってきましたね。

グリーは、ポタポフのパンチが読めてきた感じですね。序盤のようにポタポフのパンチがヒットしなくなってきました。ほとんどのパンチをボディワークで外しています。ただ、グリーのパンチも相変わらず雑で、あまりクリーンヒットはありません。

10ラウンドは、グリーがかなりプレッシャーを強め、手数が増えてきます。ポタポフは回を追うごとに、手数が減って、あきらかに失速してきています。11ラウンドにポタポフのアッパーでグリーの動きが止まりましたが、追撃が続きません。最終ラウンドもグリーが前に出て、手数も止まりません。ポタプフも必死に応戦しますが、グリーが手数で勝ります。

この二人なら井上尚弥が秒殺する?

判定は2-0(114-114、116-112、115ー113)でグリーがタイトルを獲得しました。判定は割れましたが、明確なグリーの勝利だと思います。しかし、この2人なら、井上が序盤に倒してしまうでしょう。もっとひどい言い方をするなら、スパーリングパートナーにもならないかもね。

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