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(出典:WOWOW)
サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)VSジャーメル・チャーロ(アメリカ)
4団体世界S・ミドル級タイトルマッチ(2023年10月1日)IN ラスベガス
両選手のプロフィール
サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)4団体世界S・ミドル級王者
63戦59勝39KO2敗2分け、33歳 オーソドックス
身長 173cm リーチ 179cm
2011年にWBC世界S・ウェルター級タイトルを獲得し、6度防衛後、フロイド・メイウェザーとの王座統一戦で判定負けし、初黒星を喫しました。そして、2019年にはライトヘビー級WBO王者のセルゲイ・コバレフにKO勝ちして、タイトルを獲得しました。その後、またカラム・スミスに判定勝ちして、S・ミドル級の世界タイトルを獲得、2021年にはケイレブ・プラントに勝って4団体統一王座を獲得しました。しかし、2022年5月にWBA世界ライトヘビー級王者のドミトリー・ビボルに挑戦し、全くいいところなく惨敗を喫し、大きく評価を下げましたね。2022年7月のゴロフキンとの3度目の対戦も凡戦に終わりました。2023年5月にWBO暫定王者のジョン・ライダーと4団体S・ミドル級王座統一戦を行い、大差の判定で、統一王座を獲得しました。
ジャーメル・チャーロ(アメリカ)4団体世界S・ウェルター級王者
37戦35勝19KO1敗1分け、33歳 オーソドックス
身長 180cm リーチ 185cm
2016年5月にWBC世界S・ウェルター級王座決定戦で8RTKO勝ちで、双子兄弟同時世界王者という史上初の快挙を達成しました。2018年12月にトニー・ハリソンに判定負けして、4度目の防衛に失敗、プロ初黒星を喫しました。しかし、2019年12月の再戦で11RTKO勝ちで、王座に返り咲きました。2021年7月に、ブライアン・カスターニョと4団体統一戦を行いましたが、引き分けに終わり、2022年5月の再戦で10RKO勝ちして、4団体世界S・ウェルター級統一王座を獲得しました。
展開予想
S・ミドル級とS・ウェルター級の体重差は6.35キロもあります。スレンダーなチャーロがこれを克服するのは、並大抵のことではないでしょうね。唯一の救いは、身長、リーチで上回っていることですが、フィジカルの差はいかんともしがたいでしょう。
カネロが追いかけ、チャーロが距離を取って逃げるという構図が浮かびます。はっきり言って、凡戦になるでしょうね。「わしボク」の希望は、大嫌いなカネロをチャーロがカウンターで沈めることです。でも、100%不可能です。
試合展開
予想通り、カネロがプレッシャーをかけて前に出ます。チャーロはサークリングして距離を取ります。カネロの力一杯の右フックに対して、チャーロはワンツーを返しますが、あまりにもパワーが違いすぎます。
チャーロも必死に応戦しますが、パンチがヒットしてもカネロはへっちゃらです。
そして、7ランドについにカネロの右フックダブルがチャーロをとらえ、たまらずチャーロが膝を突きます。この回、まだ時間は半分以上残っています。しかし、この回は何とかしのぎ切りました。
その後はチャーロもカネロの猛攻をしのぎ、最終ラウンドまで粘りました。しかし、チャーロの完敗でしたね。
「わしボク」の独り言
ジャニーズの名称を変えるという話が浮上しているようですが、愚かな考えですね。統一教会も改称しましたが、いつまでも「旧統一教会」と言われていましたよ。恐らく、永遠に「旧ジャニーズ」とよばれることでしょうね。さっさと解散しろ!