カラム・スミスが4RTKO勝ちで、挑戦権獲得 VSマチュー・ブーデアリーク(WBC世界ライトヘビー級挑戦者決定戦)

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目次

WBC世界ライトヘビー級挑戦者決定戦

カラム・スミス(イギリス)VSマチュー・ブーデアリーク(フランス)

オレクサンドル・ウシクVSアンソニー・ジョシュア2のアンダーカードで行われました。

両選手のプロフィール

カラム・スミス(イギリス)WBC1位

28戦27勝19KO1敗、32歳 オーソドックス

身長191cm  リーチ 198cm

2018年9月、S・ミドル級のWBSS決勝で、WBA世界S・ミドル級スーパー王者のジョージ・グローブスに7RKO勝ちして優勝し、WBAのタイトルを獲得しました。2020年12月にサウル・アルバレスと対戦し、大差の判定で敗れました。

マチュー・ブーデアリーク(フランス)WBC2位

22戦21勝12KO1敗、33歳 サウスポー

試合展開

序盤は、スミスもサウスポーのブーデアリークに戸惑っていましたが、少しずつペースをつかむと、4ラウンドに左フックをテンプルにヒットさせ、ダウンを奪ました。そこから、ラッシュをかけ、ロープに詰めて、左フックがカウンターでブーデアリークの顎を打ち抜き、失神するようにダウンしたのを見て、レフリーがすぐに試合を止めました。

これで一応、ベテルビエフへの挑戦権を獲得しましたが、ちょっと相手が悪いですね。

IBF世界ヘビー級挑戦者決定戦

フィリップ・フルコビッチ(クロアチア)VSチャン・ツーレイ(中国)

セミファイナルで行われた試合についても簡単に触れておきます。

チャンが、1ラウンドに後頭部の打撃で押し倒したようにダウンを奪いました。これはダウンではないと思います。その後、採点の難しいラウンドが延々と続き、終盤は両選手ともバテバテで、特にチャンの方は試合終了のゴングとともに、ロープにもたれ込んでいました。実に詰まらない12ラウンドでしたね。結局フルコビッチが判定で挑戦権を獲得しましたが、この実力ではウシクに滅多打ちに合いますよ。

 

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