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WBA世界ヘビー級タイトルマッチ(2025年12月12日)
クラフト・プレフ(ブルガリア)VSムラト・ガシエフ(アルメニア)
両選手のプロフィール
クラフト・プレフ(ブルガリア)WBA王者
35戦32勝14KO3敗、44歳 オーソドックス
身長 194cm リーチ 202cm 115キロ
204年11月に3団体王者のウラジミール・クリチコに挑戦しましたが、5RKO負けで王座獲得に失敗しました。2020年12月に3団体王者のアンソニー・ジョシュアに挑戦しましたが、9RKO負け。2022年7月にはデレック・チゾラに判定負けを喫しました。しかし、2024年7月、マヌエル・チャーに判定勝ちして、WBAヘビー級王座を獲得しました。
ムラト・ガシエフ(アルメニア)WBA12位
35戦32勝25KO2敗1NC、32歳 オーソドックス
身長 189cm リーチ 193cm 104,7キロ
2016年12月にIBFクルーザー級王座を獲得しました。その後、WBSSトーナメントで準決勝まで進みましたが、決勝でオレクサンドル・ウシクに判定で敗れました。2023年3月にWBAインターコンチネンタルヘビー級王座を獲得しましたが、9月にオットー・ヴァリンに敗れ王座陥落。
試合展開
序盤はプレフが左ジャブを突いて前に出て、ワンツーでガシエフをコントロールします。3ラウンドに入ると、ガシエフも反撃に転じで、プレフの左ジャブに応戦します。
しかし、5ラウンドはプレフが左ジャブからやや強めに右ストレートを打ち込み、ペースを譲りません。
このままプレフのペースで進むのかと思われた6ラウンド開始40秒、プレフのワンツーの打ち終わりに、強烈なガシエフの左フックがプレフの顎をとらえ、崩れるようにダウン!
何とか立ち上ろうともがきますが、ダメージが大きく立ち上がることできませんでした。
ガシエフの6ラウンドKO勝ちで、タイトルを奪取しました。プレフは初防衛に失敗しました。

