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WBC暫定世界S・ライト級タイトルマッチ(2025年12月7日)
イサック・クルス(メキシコ)VSラモント・ローチ(アメリカ)
両選手のプロフィール
イサック・クルス(メキシコ)WBCスーパーライト級王者
32戦28勝18KO3敗1分け、27歳 オーソドックス
身長 164cm リーチ 160cm
クルスを初めて見たのは、2020年10月にディエゴ・マグダレノを1ラウンドKOで倒したときです。次に見たのが、ジャーボンティ・デービスに挑戦した時です。さすがのデービスも大苦戦し、何とか判定で防衛に成功しました。2022年5月に対戦したユリオルキス・ガンボアには何もさせずに5RTKO勝ちしています。しかし、クルスが良かったのはここまでした。2024年3月にローランド・ロメロにTKO勝ちしてWBAスーパーライト級王座を獲得しましたが、初防衛戦でホセ・バエンズエラに判定負けして、王座陥落。それでも2025年7月にWBCの暫定王座を獲得しました。相手はノーランカーでしかも10回戦、酷い試合でしたね。
ラモント・ローチ(アメリカ)WBAS・フェザー級王者
28戦25勝10KO1敗2分け、30歳 オーソドックス
身長 170cm リーチ173cm
唯一の1敗は2019年にジャメル・へリングとのWBOスーパーフェザー級王座決定戦で判定負けしたものです。2023年11月にエクトール・ガルシアからWBAタイトルを奪いました。2024年6月に初防衛に成功しています。その後、2025年3月にWBAライト級王者のジャーボンテイ・デービスに挑戦しましたが、惜しくも引き分け。今回はさらにS・ライト級に挑戦します。
見どころ
一時の勢いをなくしたクルスに対して、2階級も上げてきたローチがどこまで通用するでしょうね。いずれにしても判定決着になると思います。

