年間最高試合候補!大逆転TKO勝ちで齋藤麗王が王座獲得 VS渡邊海(WBOアジアパシフィックS・フェザー級タイトルマッチ)

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目次

WBOアジアパシフィックS・フェザー級タイトルマッチ(2025年7月31日)

渡邊海(ライオンズ)VS齋藤麗王(帝拳)

両選手のプロフィール

渡邊海(ライオンズ)WBO・A・P王者・WBO12位

17戦14勝8KO2敗1分け、22歳 オーソドックス

身長 177cm  リーチ 177cm

2021年度の全日本新人王。2024年8月にWBOアジア太平洋S・フェザー級王座を獲得しましたが、2025年1月に奈良井翼に判定で敗れ、王座はく奪。2025年4月に石井龍誠にTKO勝ちして、再び王座を獲得しました。

齋藤麗王(帝拳)4位

7戦6勝6KO1敗、27歳 オーソドックス

身長 172cm

アマチュア7冠のスーパーエリートですが、プロデビューは遅く24歳。勝っても負けてもKOの「わしボク」が大好きなタイプのボクサーです。

試合展開

試合開始からすぐ渡邊が2度のダウンを奪う波乱のスターとなりましたが、斎藤はフラフラになりながらもなんとピンチを乗り切りました。ところが2回は、齋藤が連打で渡邊に襲い掛かります。渡邊もロープを背にして応戦しますが、斎藤が徐々に主導権を奪い返します。

そして、3回も齋藤が無尽蔵のスタミナで手を休めることなく連打を浴びせ続け、渡邊の返すパンチに力がなくなり、防戦一方となったところで、レフリーが割って入りました。渡邊は一人で歩けないほど深刻なダメージを負っていました。

何と3ラウンド大逆転TKOで、齋藤が王座を獲得しました。こんな試合は久しぶりに観ました。間違いなく「年間最高試合」候補ですね。やっぱりボクシングのだいご味は「KO」ですよ。これだからボクシングファンはやめられません。

ただ、勝った齋藤もこんな試合を続けていたら、とても世界へは行けませんね。もう少しディフェンスを強化してないと、身体が持ちませんよ。

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