目次
WBA・WBC世界フライ級タイトルマッチ(2025年7月30日)
寺地拳四朗(BMB)VSリカルド・サンドバル(アメリカ)
両選手のプロフィール
寺地拳四朗(BMB)WBA・WBCフライ級王者
26戦25勝16KO1敗、33歳 オーソドックス
身長 164cm リーチ 164cm
2017年5月 ガニガン・ロペスに判定勝ちして、WBC世界ライトフライ級タイトル獲得。8度防衛し、9度目の防衛戦で、矢吹正道にTKO負けして、王座陥落しましたが、2022年3月にダイレクトリマッチでリベンジを果たし、3RTKO勝利で王座を獲得しました。その後は、京口紘人、アンソニー・オラスクアガ、ベッキー・ブトラーとの激戦を制し、3度の防衛に成功しました。そして、今年の7月に王座を返上し、フライ級に転向し、2024年10月に王座決定戦を行い、11RTKO勝ちでWBCフライ級タイトルを獲得。さらに2025年3月にWBA王者のユーリ阿久井政悟に12RTKO勝ちで統一王者となりました。
リカルド・サンドバル(アメリカ)WBA3位・WBC4位
28戦26勝18KO2敗、26歳 オーソドックス
身長 168cm リーチ 170cm
2022年7月に現在のWBAスーパーフライ級暫定王者、ダビ・ヒメネスに判定で2敗目を喫しました。その後4連勝し、2024年7月にアンヘル・アコスタを10RKOでWBCシルバー王座を獲得しました。
展開予想
「わしボク」はどうしても寺地の強さが理解できません。恐らくオラスクアガと再戦したら負けると思います。今回のサンドバルには圧勝したいと言っていますが、倒すのは難しでしょうね。結構苦戦して、何とか判定で防衛するのかな?
WBA世界バンタム級タイトルマッチ(2025年7月30日)
アントニオ・バルガス(アメリカ)VS比嘉大吾(志成)
両選手のプロフォール
アントニオ・バルガス(アメリカ)WBA王者
21戦19勝11KO1敗1NC、28歳 オーソドックス
身長 166cm リーチ 168cm
2024年2月にジョナサン・ロドリゲスにTKO勝ちしてWBA世界バンタム級の挑戦権を獲得し、2024年12月にウィンストン・ゲレーロにTKO勝ちして暫定王座を獲得しました。後に正規王座に昇格しています。
比嘉大吾(志成)WBA2位
26戦21勝19KO3敗2分け、29歳 オーソドックス
身長 161cm リーチ 163cm
2017年5月にデビュー以来12連続KO勝ちでWBCフライ級王者のファン・エルナンデスに挑戦し、6RTKO勝ちでタイトルを獲得しました。しかし、3度目の防衛戦で体重超過により王座を剥奪され、試合も9RTKO負けで初黒星を喫しました。2020年10月にバンタム級に階級を上げましたが、やはり2階級の差はいかんともしがたく、パワー不足でフライ級時代のようなパフォーマンスを発揮することが出来ませんでした。2024年9月の武居との久々の世界戦も、僅差の判定でタイトル獲得に失敗し、引退の声もありました。2025年2月、今度こそ後がない世界戦も引き分けに終わり何と3度目のチャンスが訪れました。
展開予想
何となく退屈な試合になりそうな気がします。比嘉に3度目の世界戦のダメージがあれば、倒されるかもしれませんね。2度あることは3度ある、です。
WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ(2025年7月30日)
エリック・ロサ(ドミニカ共和国)VS高見亨介(帝拳)
両選手のプロフィール
エリック・ロサ(ドミニカ共和国)WBA王者
8戦全勝2KO、25歳 サウスポー
身長 160cm リーチ 165cm
2021年12月にビック・サラダールに判定勝ちして、WBミニマム級王座を獲得しました。そして、2024年1月にタイトルを返上し、ライトフライ級に転向しました。2024年12月にネイダー・バルデスに判定勝ちして、WBAライトフライ級タイトルを獲得しました。
高見亨介(帝拳)WBA1位
9戦全勝7KO、23歳 オーソドックス
身長166cm リーチ166cm
B級でデビューし、8連勝で2025年4月に川満俊輝に6RTKO勝ちして、日本ライトフライ級タイトルを獲得しました。
展開予想
わずか8戦で世界タイトルを奪取したロサのスキルはかなりレベルが高いと思います。パンチ力がないのが救いですが、経験の浅い高見には荷が重い気がしますね。ロサがサウスポーなのも大きなハンデだと思います。高見のパワーが通用すれば、決着は早いでしょうが、長引くと残念な結果になりそうですね。