ローランド・ロメロが判定勝利で王座獲得! VSライアン・ガルシア(WBA世界ウェルター級王座決定戦)ティオフィモ・ロペスが判定で防衛成功、デビン・ヘイニーが復帰戦で判定勝利

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目次

なんで、この程度の試合で、3100円の追加金が要るねん!と思いながら、仕方なく払いました。やはり3100円はどぶに捨てたようなものでした。

WBA世界ウェルター級王座決定戦(2025年5月3日)

ライアン・ガルシア(アメリカ)VSローランド・ロメロ(アメリカ)

両選手のプロフィール

ライアン・ガルシア(アメリカ)WBA3位

26戦24勝20KO1敗1NC、26歳 オーソドックス

身長 174センチ  リーチ 178センチ

2016年にゴールデンプロモーションズと契約し、プロデビュー。2021年4月にルーク・キャンベルとWBC世界ライト級暫定王座決定戦でTKO勝ちし、タイトルを獲得しました。その後メンタルヘルスなどの問題で休養を発表、一時はこのまま引退かとささやかれましたが、2022年4月に復帰しました。しかし、2023年4月にジャーボンテイ・デービスに挑戦しKO負けを喫しました。そして、2024年4月にWBC世界S・ライト級王者のデビン・ヘイニーに挑戦し番狂わせの判定勝ちでしたが、ガルシアの体重オーバーで、王座は一時空位になりました。ところが、なぜかこの試合が後にノーコンテストとなっています。

ローランド・ロメロ(アメリカ)WBA2位

18戦16勝13KO2敗、29歳 オーソドックス

身長 173cm  リーチ 173cm

2020年8月、ジャクソン・マルチネスに判定勝ちして、WBA暫定世界ライト級タイトルを獲得しました。その後防衛戦を2度行っていますが、いずれも相手が体重オーバーで、最初の試合は相手が変更になり、ノンタイトル戦。2度目は最近よくある変則条件でTKO勝ちして初防衛に成功しました。

そして2022年5月、正規王者のジャーボンテイ・デービスと激突し、6RTKO負けでタイトル獲得に失敗しました。2023年5月にイスマエル・バロッソとWBA世界S・ライト級暫定王座決定戦行い、早いストップに助けられ、タイトルを獲得しました。しかし、2024年3月、イサック・クルスにTKO負けを喫しタイトルを失いました。

展開予想

心配なのは前日計量ですね。それと試合後の薬物検査。

試合さえ無事に始まれば、KO決着必至の打撃戦が期待されます。二人ともジャーボンテイ・デービスに倒されています。ガルシアはボディブロー、ロメロはカウンター一発であっさり勝負がつきました。パワーはロメロの方がありそうですが、テクニックやパンチ力はガルシアが上でしょうね。今のロメロのパンチでは、ガルシアを倒すことはできないと思います。しかし、前に出る力はロメロの方が上です。手数で圧倒すれば、レフリーストップも期待できますね。

判定決着だったらスコアだけを掲載します。その時は「3100円」返してくれ~

試合展開

前日計量は、両選手とも1発でクリアしたようです。まずは一安心ですね。久しぶりにマイケル・バッファーさんを見ました。もう80歳になるんですね。元気そうで何よりです。

2ラウンドにロメロが左フックのダブルでダウンを奪いました。波乱の幕開けかと思いましたが、まったく違っていました。ガルシアはダウンした時に右手でガードしていましたから、ダメージはほとんどありませんでしたが、この後、ガルシアは右のパンチをほとんど打たなくなりました。恐らく、右手を痛めたのでしょうね。

ダウンの後は左ジャブ一本で戦っていました。シャープなジャブでしたが、徐々にロメロがペースを握り、ガルシアは左ジャブだけで何とか応戦するだけです。いずれにしても、お互い手数が少なく、「3100円返せ!」と言いたくなるほどまったく盛り上がりに欠ける12ラウンドでしたね。

判定は3-0(115-112,115-112,118-109)。ガルシアも納得の完敗でした。

アンダーカード

WBO世界S・ライト級タイトルマッチ

ティオフィモ・ロペス(アメリカ) 判定 アーノルド・バルボサ(アメリカ)

3-0(116-112,116-112,118-110)

S・ライト級12回戦

テビン・ヘイニー(アメリカ) 判定 ホセ・ラミレス(アメリカ)

3-0(119-109,119-109、118-110)見事な塩試合でした。

 

 

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