目次
WBO世界S・フライ級タイトルマッチ(2024年10月14日)
田中恒成(畑中)VSプメレレ・カフ(南アフリカ)
両選手のプロフィール
田中恒成(畑中)WBO世界S・フライ級王者
21戦20勝11KO1敗、29歳 オーソドックス
身長 164cm リーチ 164センチ
2015年5月にWBO世界ミニマム級タイトルを獲得し、1度防衛後、タイトルを返上。2016年12月にWBO世界ライトフライ級タイトルを獲得しました。2度防衛しタイトルを返上後、2018年に木村翔とのWBO世界フライ級王座決定戦に判定勝ちして3階級制覇を成し遂げました。3度防衛後、S・フライ級に階級を上げ、WBO世界S・フライ級王者の井岡一翔に挑戦しましたが、8RTKO負けで、4階級制覇はなりませんでした。その後3連勝していますが、フライ級時代のパンチ力はやや影を潜めていますね。2024年2月に王座決定戦でWBO世界S・フライ級タイトルを獲得しましたが、初防衛戦は相手の体重超過で中止になっています。
プメレレ・カフ(南アフリカ)WBO5位
13戦10勝8KO3分け、20歳 オーソドックス
身長 168センチ リーチ 163センチ
2023年8月にIBFインターナショナルS・フライ級王座を獲得し、12月には南アフリカS・フライ級王座を獲得しています。しかし、なぜこの選手が世界ランカーなのか、とても不思議ですね。
展開予想
何度も言いますが、田中はS・フライ級に階級を上げてからパワー不足が目立ちますね。初防衛戦がキャンセルになって、その間にどこまでフィジカル面を強化したかが問われる試合となるでしょう。カフの実力は不明ですが、田中としては、この相手を倒さないと話になりませんよ。
試合展開
序盤から田中がジャブでペースを握ります。しかし5ランドにダウンを奪われ、その後反撃に転じました。互角の打ち合いではボディブローが効果的にヒットしていたような気がしますが、カフの応戦も評価され、判定でまさかの王座陥落。
「わしボク」は田中が判定で勝っていたような気がしますが、やはり田中のパンチはフライ級では通用しないようですね。