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粟生隆寛(帝拳)VSガマリエル・ディアス(メキシコ)
S・ライト級(62キロ)契約ウエイト8回戦
(出典:日テレG+)
粟生は2015年にレイムンド・ベルトランとの無効試合(実際には2RKO負け)以来、2年10か月ぶりの再起戦となります。
32戦27勝12KO3敗1分け1NC、33歳のサウスポー。
ディアスは2012年、粟生に勝ってWBC世界S・フェザー級タイトルを獲得しています。因縁の再戦と言いたいところですが、ディアスはその後2勝9敗1分けと散々な戦績です。
53戦38勝17KO12敗3分け、37歳。
粟生の仕上がり具合がすべてでしょうね。しかし、62キロは重すぎるでしょう。
試合経過)
この試合は日テレG+で生中継されます。
両者、5年半ぶりの再戦です。
1R)
ディアスの左がヒット。粟生はほとんど手が出てませんね。
ディアスの右にまだ反応していません。
2R)
粟生少し動きが良くなってきました。
しかし、粟生は手数が少ないですね。
この回、ディアスは何度もマウスピースを落としします。
終盤、粟生の左がヒットしました。
3R)
ようやく粟生は、ディアスの動きが見えてきた感じです。
ただ、もう少し粟生に手数がほしいですね。
終盤、粟生の左ストレートでディアスがダウンしました。
(粟生の左ストレートがきれいにヒットしました)
ディアスに、それほどダメージはなさそうです。
4R)
パワーはディアスの方があります。
粟生もまだそれほどそ積極的に行きませんね。
ディアスの方が攻勢をかけてきます。粟生はやや押されていますね。
5R)
粟生はまだまだ本来の動きではありません。
ディアスのパワーが優っている感じです。
粟生の手数が少ないですね。ディフェンスも全盛期に比べるとかなり甘いです。
6R)
どうも粟生は、距離感がまだつかめていない感じですね。
ディアスのパワーに、てこずっています。
7R)
粟生はまだペースをつかんでいません。
コーナーに詰めてからの決め手がありません。
8R)
ディアスがもみ合いに持ち込みます。
最後まで、粟生は思うようなボクシングが全くできませんでした。
まあ、ダウンを奪った分、判定は有利でしょうね。
3-0(78-76、79-74、79-74)で粟生が判定で勝利を得ました。
しかし、これでは今後は難しいでしょう。
それと、ディアスは、ネリと違って好感が持てますね。