4月8日は日本のスター選手が勢ぞろい!那須川天心、寺地拳四朗、井上拓真、阿部麗也、佐々木尽

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目次

(ボクシングビート12月号)

那須川天心がボクシングデビュー戦

今のボクシング界では、ひょっとしたら、井上尚弥の知名度に匹敵するぐらいのビッグスターなのが、那須川天心ですね。B級ライセンスに無事に合格し、4月8日にデビュー戦を行います。

那須川天心(帝拳)VS与那覇勇気(真正)(スーパーバンタム級6回戦)

那須川につてはもう説明は不要でしょう。キックボクシング42戦無敗を誇る人気格闘家です。年齢は24歳。与那覇は、日本バンタム級5位。16戦11勝8KO4敗1分け、32歳。いきなり日本ランカーとの対戦です。どの階級で戦うのか注目されていましたが、デビュー戦はS・バンタム級を選びました。「わしボク」はバンタム級が最適だと思っていますが(身長 165センチ)。

さすがに、ここで天心が負けたら、ボクシングファンはずっこけますね。

寺地拳四朗がライトフライ級王座統一戦

京口紘人(ワタナベ)との統一戦で快勝し、2団体王者(WBA・WBC)となった寺地が、3団体王者を目指し、WBO王者のジョナサン・ゴンサレスと対戦します。

寺地拳四朗(BMB)VSジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)

寺地拳四朗(BMB)WBAスーパー・WBC世界ライトフライ級王者

21戦20勝12KO1敗、31歳 オーソドックススタイル

身長 164cm リーチ 164cm

ジョナサン・ゴンザレス(プエルトリコ)WBO世界ライトフライ級王者

32戦27勝14KO3敗1分け1NC、31歳 サウスポースタイル

身長 157cm  リーチ 157cm

ゴンザレスは2019年にWBCフライ級王者だった田中恒成に挑戦し7RTKO負けしています。2021年10月にWBOライトフライ級王者のエルウィン・ソトに挑戦し判定で王座を獲得しました。2度目の防衛戦で、9戦全勝と勢いに乗る岩田に判定勝ちしました。

この試合の注目は、寺地が倒して勝つかどうかだけでしょう。負けることは考えられませんね。

井上拓真がWBA世界バンタム級王座決定戦

井上拓真(大橋)VSリボリオ・ソリス(ベネズエラ)

井上拓真(大橋)WBA世界バンタム級2位

18戦17勝4KO1敗、27歳 オーソドックススタイル

身長 164cm  リーチ 163cm

リボリオ・ソリス(ベネズエラ)WBA3位

38戦30勝16KO6敗1分け1NC、40歳 オーソドックススタイル

身長 163cm  リーチ 176センチ

日本におなじみの選手ですね。2013年に河野公平さんに判定勝ちして、WBAのS・フライ級王座統一。亀田大毅さんとの試合は、「負けても王座保持問題」に端を発し、JBCと裁判沙汰になっています。2016年には、山中慎介さんに挑戦し、判定負けしています。2020年2月にギジェルモ・リゴンドーとWBA世界バンタム級王座決定戦を行い、判定負けを喫し、2階級制覇に失敗しました。

ソリスの長いリーチが厄介ですが、拓真が自分の距離で戦うことができれば、問題のない相手でしょう。

阿部麗也がIBF世界フェザー級挑戦者決定戦

阿部麗也(KG大和)VSキコ・マルチネス(メキシコ)

阿部麗也(KG大和)WBOアジアパシフィック・IBF5位

27戦23勝10KO3敗1分け、29歳 サウスポースタイル

身長173cm

2014年に全勝で新人王を獲得しましたが、翌年にいきなり判定負けして初黒星を喫しています。その後11連勝し、2019年5月、日本王者の源大輝に挑戦し、残念ながら引き分けで、タイトルを獲得できませんでした。その後の、挑戦者決定戦でも佐川遼に判定負け。しかし、2021年11月に最強挑戦者決定戦で、渡部大介にTKO勝ちして、2度目のチャンスを手に入れ、2022年5月、日本王者の丸田陽七太にダウンを奪う快勝で2冠王座を獲得しました。

キコ・マルチネス(スペイン)IBF2位

57戦44勝31KO11敗2分け、36歳 オーソドックススタイル

身長 160センチ  リーチ 167.5センチ

日本で長谷川穂積さんに勝ったのが2014年です。まだ、現役を続けていたんですね。その後も22戦して、13勝8KO7敗2分けと、精力的に頑張っています。さすがに長谷川さんを倒した頃の力はもうないですね。しかし、パンチ力はまだ健在ですから、十分注意が必要です。

佐々木尽が小原圭太と初防衛戦

佐々木尽(八王子中屋)VS小原圭太(三迫)

佐々木尽(八王子中屋)WBOウェルター級アジアパシフィック王者・WBA14位

16戦14勝13KO1敗1引き分け、21歳 オーソドックススタイル

身長 174センチ

2021年10月、平岡アンディとWBO・AP&日本S・ライト級王座決定戦を行い、11RTKO負けで王座獲得に失敗しました。その後、2勝(2KO)1分け。そして、2023年1月、KO率80%のハードパンチで大番狂わせの1RTKO勝ち、豊島亮太からタイトルを奪いました。

小原圭太(三迫)A・Pウェルター級1位・IBF8位

31戦26勝23KO4敗1分け、36歳 オーソドックススタイル

2016年にIBF世界S・ライト級王者のエドゥアルド・トロヤノフスキーに挑戦し、2RTKO負けでタイトル獲得に失敗しています。2020年2月に永野祐樹にTKO勝ちして、日本ウェルター級タイトルを獲得し、3度の防衛に成功し王座を返上しました。

佐々木にとっては、過去最強の相手と言えるでしょう。ちょうと荷が重い感じがしますね。序盤に倒さなければ、判定で負けると思います。

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