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久保隼(真正)VSダニエル・ローマン(アメリカ)
WBA世界S・バンタム級タイトルマッチ(2017年9月3日)
(出典:関西テレビ)
久保は12戦全勝9KO、27歳。長身のサウスポーです。
オマール・セルメニョのまさかの棄権で、大番狂わせのタイトル奪取。これが初防衛戦です。まさに真価を問われる一戦ですね。
ローマンは25戦22勝8KO1敗1分け、27歳。WBA2位。
ローマンに怖いパンチはなさそうですが、総合力ではローマンが上でしょう。
久保が唯一有利な材料は、サウスポーという点です。10㎝の身長差はそれほど有利だとは思えません。
ローマンがサウスポーを苦手としてれば、チャンスがあります。長いリーチを生かした左ボディブローに期待しましよう!
試合は午後4時から、関西テレビで生中継されます。
試合経過)
景気づけに缶ビールを1本空けました。
ちょっと誤字脱字が増えるかもしれませんが、許してください。
京都島津アリーナ、観客はちょっと少ない感じがします。空席が目立ちます。寂しいですね。
生中継してくれた関西テレビに感謝です。
午後4時を回りましたが、まだ両選手は控え室にいます。
ひょっとしたら、ゴングが鳴るのは、4時30分ごろになるかもしれません。
控え室での久保は、そこそこリラックスしてますね。
ローマンもなかなか堂々としています。自信満々という感じです。
客席に亀田兄弟がいますね。3男がこのタイトルを狙ってるのでしょう。和毅はWBA3位にランクしてます。
1R)
それほど体格差は感じませんね。
久保は左のボディを狙っています。
ローマンは様子見。まだ出てきません。ローマンのアッパーがヒット。
2R)
ローマンが出てきました。久保は右ジャブで距離を保っています。左のカウンターがヒット。ローマンはまだ久保の左のタイミングがつかめていません。
3R)
ローマンのパンチが当たり出りしました。
(ローマンの左アッパー)
かなり強引に前に出てきましたね。
ローマンのプレッシャーが強くなりました。久保も左のカウンター応戦しますが、徐々に押され気味になっています。
4R)
距離を取っているうちは久保いいですが、だんだんローマンが距離を詰めてきます。
押されています。
ローマンの手数が増えてきました。逆に久保の手数が減ってきました。
ローマンの攻勢が目立ちます。
この回は完全にローマンです。
5R)
ローマンのパンチは結構重そうです。久保はボディブローも効いてきましたね。
ローマンが、ペースを完全に握った感じです。
これは負けますね。
6R)
完全にローマンが押しています。久保の左もパワーがありません。ローマンのボディが効果的です。
とにかく手数でローマンが圧倒しています。そろそろ倒されそうですね。
もう完全に力の差が出ています。
7R)
この回は危ないですよ。
やはりローマンが来ました。
ローマンの攻勢が目立ちます。ローマンが連打。そして右ストレートを叩き込まれて、ついに久保がダウン。
(連打の後の右ストレートで久保がダウン)
容赦ないローマンの攻撃に、久保はもうボコボコです。滅多打ち状態。
さすがにローマンも疲れたが、それでも久保のダメージは深いですね。
8R)
ローマンのパンチの方が力強いですね。
久保のパンチはいかにも軽い。これでは倒せません。下半身に力が入っていない感じです。
ローマンは少し休んでいましたが、ローマンの連打がヒットしました。
そして、右ストレートが久保の顎をとらえました。久保2度目のダウンです。
(ローマンが久保をロープに詰めて右ストレートをヒット。たまらずダウン)
ゴングに救われましたが、久保は苦しいですね。
9R)
もう勝敗の趨勢は決まったような感じがします。
ローマンの攻撃に、久保はもう立っているのがやっとです。
そして、右フックで久保が大きくふらついたところで、レフリーがストップしました。
(ローマンの右フックで大きく体勢を崩す久保)
9RTKO負け。久保は初防衛に失敗しました。
まあ、完敗と言っていいでしょう。