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八重樫東の対戦相手は
12月30日に防衛戦(IBF世界Lフライ級タイトル)を行う予定ですが、対戦相手はまだ決まっていませんでした。
八重樫のけがのため、暫定王者を決めることになり、八重樫はその勝者と対戦することになっていました。
IBF世界Lフライ級暫定王者決定戦(2016年11月26日)
ファーラン・サックリンJr(タイ)VSミラン・メリンド(フィリピン)
同級5位のメリンド(28)が同3位ファーラン・サックリンJr(23)に3―0で判定勝ちし暫定王者となりました。
珍しく、私の予想通りの結果となりました。
でも試合まで1か月しかありません。だいじょうぶでしょうか。
どうやらマッチメーカ―はジョー小泉さんらしいですね。
八重樫が万全の状態でリングに上がることが出来れば、ミラン・メリンドには負けることはないでしょう。
ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)VSニコラス・ウォータース(ジャマイカ)
WBO世界Sフェザー級タイトルマッチ(2016年11月26日)
セルゲイ・コバレフVSアンドレ・ウォードより、私がはるかに注目したしていたのは、このカードです。
全く展開が予想できないですし、もちろん勝敗もです。
お互いフェザー級から上がってきた同士で、体幹的な優劣はないと思われます。
スピードはパンチだけならウォータース、体の動き、ステップワークなら圧倒的にロマチェンコでしょう。
パンチ力は、やっぱりウォータースかな。ディフェンスや当て勘などのテクニックはロマチェンコ。
なんとも魅力的な対戦ですよね。
変幻自在のロマチェンコにギブアップ
詳細は、来週の月曜日(12月5日)にWOWOWで放送されますので、その時にじっくり報告させていただきます。
3ラウンドあたりまでは、ウォータースも頑張っていたようですが、4ラウンドぐらいから、ウォータースはロマチェンコの変幻自在の動きにだんだんついていけなくなり、7ラウンドのロマチェンコの曲芸のようなボクシングについにギブアップしたようです。
7回終了、ウォータースの棄権によるTKO勝ち。あっけない幕切れだったようです。
ロマチェンコは8戦7勝5KO1敗、28歳。サウスポー。
ウォータースは28戦26勝21KO1敗1分け、30歳。オーソドックス。
それしてもロマチェンコは強いですね。
もう、対戦相手がなくなってしまいました。
仮に年末の試合で内山高志がリベンジに成功して、タイトルを奪取しても、ロマチェンコ相手ではスピードが違いすぎます。
とりあえず、唯一の1敗の相手、オルランド・サリド(メキシコ)に借りを返しておきますか。