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井上尚弥(Sフライ級)はダビッド・カルモナ(メキシコ)
4月以降にWBOから対戦が命じられているようです。
ダビッド・カルモナ(メキシコ)は先日井上が圧勝したワルリト・パレナス(フィリピン)と挑戦者決定戦を行い、引き分けています。
WBOは井上の初防衛戦の相手として、選択権を井上側にゆだねました。
井上は「強い」と思われたパレナスを選びました。
そして見事2ラウンドKOで防衛に成功すると、今度はカルモナを指名してきたということです。
カルモナは22戦19勝8KO2敗1分。スピードはパレナスよりありますがパンチ力はなく怖さは感じません。パレナス戦も分の悪い引き分けで、YouTubeで見た限り、パレナスが勝っていたように思えました。
よほどのことがない限り井上が負けることはないでしょうね。
井上にスとってはスパーリングみたいなもんです。
内山高志(Sフェザー級)はニコラス・ウォータース(ジャマイカ)
お互いにやる気になっているようですが、まだ決まってはいません。
おそらくアメリカでやることになるのでしょうが、私はアメリカデビューよりも、内山には日本で戦ってほしいですね。
ウォータースは昨年ノンタイトル戦で世界ランカーのジェイソン・ソーサと引き分けていますが、ボクシングマガジンの記事によりますと、どうやら明らかにウォータースが勝っていたようです。
スピードはウォータースかな、パンチ力は内山が上だと思います。内山が自分の距離を早くつかめばしめたものですが。
とにかく、全く展開が読めないので、この対戦は久しぶりにワクワクしますね。
(最新情報)WBAから正規チャンピオンのハビエル・フォルツナ(ドミニカ共和国)との対戦指令が出ているようで、この統一戦が先に実現しそうです。
それにしてもWBAは不思議ですね、なぜ内山をスーパーチャンピオンにしたのでしようか。意味不明です。
河野公平(Sフライ級)はレックス・チョー(香港)
3月にマカオで対戦するということですが、渡辺会長によると上海になるかもしれなとのことです。
中国のスーパースター、ゾウ・シミンVSアムナット・ルエンロンの前座に登場し、フィリピンの選手に小差の判定勝ちをおさめています。
ガチャガチャした消耗戦は苦手のようですが、河野はそういうタイプではありませんので、テクニック戦になると、河野の苦戦が予想されます。
レックス・チョーは香港のスターだそうですから、判定になると不利でしょうね。
(最新情報)どうやらレックス・チョーは韓国の選手と対戦するようで、河野の防衛戦は日本開催になりそうです。
山中慎介(バンタム級)はリボリオ・ソリス
こちらは正式決定です。
2016年3月4日に木村悠とW世界戦が行われます。
リボリオ・ソリス(ベネズエラ)と言えば、亀田大毅とのタイトルマッチで、計量に失敗し、コーラがぶ飲み事件のあの選手です。
その試合は、ソリスが勝ちましたのでタイトルは空位になるものと思っていましたら、IBFタイトルは亀田が保持したままとうことで、今度はJBCと亀田側がすったもんだしたというやつです。
結局、亀田3兄弟は国内で試合ができなくなり、亀田家没落の発端になったとんでもない選手です。
この選手、河野公平にも勝っています。
WBCバンタム級3位、戦績は27戦23勝10KO3敗1分と普通ですが、山中にとっては決してやりやすい相手とは言えませんね。
なんとか、モレノ戦のうっぷんをぶつけて、ソリスをボコボコほしいものです。
木村悠(ライトフライ級)はカニガン・ロペス
WBC6位カニガン・ロペス(メキシコ)は32戦26勝17KO6敗の強打者です。
このクラスでこのKO率は驚異ですね。
前半でロペスの強打を空転させ、スタミナを奪って、後半勝負。ボディで倒せたら最高ですが、ペドロ・ゲバラ戦のようにはうまくいかないでしょう。
田口良一(ライトフライ級)はランディ・ぺタルコリン
ランディ・ぺタルコリン(フィリピン)はWBA暫定王者です。24歳で戦績が25戦23勝18KO1敗1分。
木村悠の相手のカニガン・ロペスよりはるかに手強そうな感じです。
過去2回の防衛戦は対戦相手に恵まれた感がありますが、この相手はレベルが違う感じがしますね。
岩佐亮佑&小原佳太
岩佐の再起第二戦が2月6日に行われます。
Sバンタム級10回戦
IBF5位岩佐亮佑VSデニス・トゥビエロン(フィリピン)
岩佐の戦績は、22戦20勝12KO2敗。
相手のデニス・トゥビエロン(フィリピン)は元WBCインターナショナルバンタム級チャンピオンで、戦績は27戦19勝8KO6敗2分。
そこそこ手応えのある選手です。時折集中力を欠き、不用意なパンチをもらう癖のある岩佐ですので、相手を見切っても油断せずに試合を展開してほしいと思います。
素質は抜群の岩佐。なんとかもう一度世界戦のチャンスをつかんでください!
IBF世界Sライト級挑戦者決定戦
小原佳太VSウォルター・カスティーリョ(ニカラグア)
前回の対戦で引き分けましたが、「小原が勝っていた」という声が強く、IBFからウォルター・カスティーリョ(ニカラグア)との再指令が出されたようです。
これに勝てば、先日、KO率4%のチャンピオンに、押し倒して勝ったエデュアルド・トロヤノフスキー(ロシア)へのタイトル挑戦が現実味を帯びてきます。
勝機は十分あると思いますよ。