村田諒太の9戦目は上海デビュー(1月30日)

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ゾウ・シミンと金メダリスト共演

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 (出典:カンテレ)ラスベガスではKOデビューできず

中国のスターでオリンピック金メダリスト、ゾウ・シミンの前座に登場することになりました。(2015年1月30日)

ゾウ・シミンはアムナット・ルエンロン(タイ)のIBF世界フライ級タイトルに挑戦し、チャンピオンの老獪な格闘技に屈し、判定で初黒星を喫しています。

 

www.boxing-blog.com

 

アムナットと言えば、井岡一翔もその老獪なテクニックに翻弄され、初黒星を喫した相手ですね。

 

村田はその金メダリストの再起戦のアンダーカード。まさにオリンピック金メダリストの共演となります。

 

相手はWBCスペイン語圏ミドル級王者

 なんじゃそのタイトルは?文字通りスペイン語を話す国(スペインとかメキシコ、アルゼンチンとかの中南米)での地域タイトルなんでしょうね。

WBCという冠がついてるから、WBCの世界ランクに入っているのかと思いきや、最近2連敗中だというではありませんか。

昨年は2試合行い、アルゼンチンの国内チャンピオンと元チャンピオンに連敗しています。

ガストン・アレハンドロ・ベガ(アルゼンチン)、32歳。

36戦24勝(10KO)10敗1分け1無効試合。

 

当初、村田の相手は、WBA世界ミドル級暫定王座決定戦を戦ったことがあるKO率72パーセントのファン・カミロ・ノボア(34歳、コロンビア)が予定されていましたが、準備不足を理由に辞退を申し入れてきたため、急遽、ベガに変更となったらしいです。

ベガは、「右構えのボクサーファイターで、右ストレートは怖いがスピードがなく、特に左は大振りでパンチを見極めることができる。パンチに対する反応はいいが、ガードが下がるため、“KO決着”にはおあつらえ向きの相手。」ということです。

私はむしろKO率の高いノボアの方が、倒しやすいように感じますけどね。

 

スパーリングではメキシコのパートナーを滅多打ちにしてパワーアップをアピールしているようですが、村田の場合はスピードとタイミングに問題があるような気がします。

プロモーターのトップランク社の思惑通り、ミドル級のど迫力のKOシーンを上海で見せることができるのでしょうか。

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