長谷川穂積なら勝てる! レオ・サンタクルスVSアブネル・マレス

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206.なぜこの試合がWBAスーパー王座決定戦なの?

WBA世界フェザー級スーパー王座決定戦

レオ・サンタクルスVSアブネル・マレス

 

WBAという団体は本当によくわかりません。

スーパーチャンピオンは、レギュラーチャンピオンで10度防衛もしくは他団体の統一チャンピオンに認められる称号だと思うのですが、その基準がだんだん曖昧になってきているのは感じていましたが、「この決定戦」はないでしょう。

なにせ、サンタクルスはWBCのSバンタム級チャンピオン、マレスも元WBCフェザー級のチャンピオンでしかないのですから。なんの決定戦ですか?

前にも書きましたが、もう世界タイトルマッチということよりも、誰と誰が戦うのか、ということの方がボクシングファンにとっては重要になってきていますね。

タイトル名はそのあとについてくる、いう感じです。

各団体もしっかりしないと、存在価値がなくなりますよ

 

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(出典:WOWOW)

メキシカン対決で燃えるのはわかるけど

マレスが距離を詰めてパンチを放つが、とにかく正確性がなく、ほとんどクリーンヒットしません。

回転の速いパンチでなんとなく見てるとそれなりに攻勢をかけ、ペースを握るつつあるように見えますが、よく見ると、それほど効果的なパンチはなく、ただ押してるだけ。相撲じゃないのですから、もう少し冷静にボクシングをして欲しいですね。

4ラウンドぐらいからようやくサンタクルスも前に出てパンチを放ちますが、これまたマレスのスピードに惑わされて、早打ち、そしてクリーンヒットしない。お互いが当たらないので、見ている方は退屈します。

 

マレスの勘違い

ウエイトトレーニングでパワーアップし、それなりのパンチ力はついてきたと言われるマレス。しかし、西岡利晃さんは「ウエイトトレーニングは首回りが硬くなる」と警鐘を鳴らします。

ジョニゴンの強打にあっけなくKOされたマレスの、意外な打たれもろさの要因がここにあったのです。

しかも私はマレスのパンチ力は相変わらず大したことない、と思っています。たまたま打たれ弱い相手をKOしただけで、基本的には「手数のボクサー」だと言えます。

マレスはもっと当て勘を大事にするべきでしょう。ナックルをしっかり返す正確なパンチの打ち方を学ぶべくです。速いパンチを打ち急いでも倒せませんよ。

決め手に欠くサンタクルス

サンタクルスも長いリーチをもっぱら防御に使い、回転の速かった接近戦でのパンチも以前ほど正確性がなく、かろうじてマレスよりまし、という程度です。

この選手、皆さんが思っているよりはるかにパンチ力がありません。

連打で倒すタイプですがその連打の当て勘が以前より悪くなっています。

 

ダーティなマレスと防御の硬いサンタさん

マレスは反則まがいのオーバーハンドパンチ、とにかく体で押すだけでヒットしないパンチ、サンタさんの長いリーチを殺すためだけのダーティなファイトに徹して、パンチは速いけどほとんどヒットしません。

サンタさんは長いリーチを折りたたみ、堅い防御で、時折クリーンヒットを放ちポイントを稼ぐものの、ただそれだけでラウンドを消化していきます。

私の採点では3ポイント差でサンタクルス。

正式ジャッジはドローが1人、そしてなんと6ポイント差でサンタクルスの勝ちとしたジャッジが2人。え~6ポイント差はないでしょう。かといってドローもどうかと思います。最近のジャッジの採点の割れ方がひどいですね。

「2-0のマジョリティデシジョンでサンタクルスに軍配が上がりました。」と書くと、そんなに差の戦いに感じるから不思議です。

まとめて長谷川が成敗しましょう!

こいつら二人とも見た目ほどパンチ力はありませんよ。打たれ弱い長谷川でもこ程度のパンチでは倒れないでしょう。

しかも当て勘ははるかに長谷川が上です。

多少危ない、いつもの長谷川のパンチが交錯するファイトスタイルでも大丈夫!

サンタさんに今すぐ挑戦の電話してください。胡散臭いスーパーチャンピオンを倒すのは

……

 

今でしょう!!(古すぎました~)

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