世界一のダーティーファイトで引き分け(WBA暫定世界フライ級王座決定戦)&アバス・バルーが最終ラウンドにダウンを奪い王座獲得(WBA暫定世界S・ウェルター級タイトルマッチ)

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目次

WBA暫定世界フライ級王座決定戦(2025年8月23日)

ヤンキエル・リベラ(プエルトリコ)VSアンヘリーノ・コルドバ(ベネズエラ)

両選手のプロフィール

ヤンキエル・リベラ(プエルトリコ)WBA1位

7戦全勝3KO、27歳 オーソドックス

身長 160cm

2024年2月にWBC米大陸フライ級王座を獲得し、さらにWBOやWBA傘下のややこしい地域タイトルを次々と獲得しています。地域タイトルのコレクターですね。

アンヘリーノ・コルドバ(ベネズエラ)WBA2位 

21戦19勝12KO1分1NC、29歳 オーソドックス

身長 162cm

2022年6月、2023年4月にWBO傘下の地域タイトルを次々と獲得し、2024年3月、WBC王者のフリオセサール・マルチネスに挑戦しましたが、無効試合となりタイトル獲得に失敗しました。

見どころ

リカルド・サンドバルという正規王者がいるというのに、なぜ暫定王座が必要なのか理解に苦しみますね。伝統に胡坐をかいてこんなことばっかりやってると、マイナー団体に降格するかもしれません。

元WBOライトフライ級王者に勝っているコルドバの方が、実績としては上でしょう。暫定王者なんかに価値はありません。KO率の高いコルドバの倒すシーンだけが見どころです。

試合展開

「わしボク」は今までにこんなダーディファイトを観たことがありません。揉み合いから始まり、ヘッドバッド、投げ技、等々。これはボクシングではありませんね。

1-0(113-113,113-113,115-111)のマジョリティドローで引き分けでした。レフリーは汗びっしょりでしたね。

WBA暫定世界S・ウェルター級タイトルマッチ

ヨエニス・テレス(キューバ)VSアバス・バルー(ドイツ)

両選手のプロフィール

ヨエニス・テレス(キューバ)WBA暫定王者

10戦全勝7KO、25歳 オーソドックス

身長 178センチ

2024年10月に世界10位のヨハン・ゴンザレスにTKO勝ちして、ランキングを上げてきました。キューバ期待のホープです。2025年3月にジュリアン・ウィリアムスに判定勝ちして、WBA暫定王座を獲得しました。クロフォードという正規王者がいるのに、WBAはまた暫定王者を量産し出しました。

アバス・バルー(ドイツ)WBA1位

17戦16勝9KO1敗、30歳 オーソドックス

身長 170cm

2020年8月、ジャック・クルカイとIBF世界S・ウェルター級挑戦者決定戦を行い、1-2の判定で敗れました。2024年3月にEBU欧州タイトルを獲得し、初防衛に成功しています。

見どころ

テレスの勝利は間違いないでしょう。問題は前回のウィリアムス戦のような塩試合を再現しないかどうかです。暫定タイトルなんか意味がありません。テレスが豪快に倒すかどうかだけが見どころです。

おっと、忘れていました、クロフォードがカネロ戦の前にタイトルを返上したら、正規王者に昇格しますね。そうなるとテレスが勝ちに徹して、また塩試合を演じる可能性も十分考えられます。

試合展開

中盤からバルーの手数が増え、テレスが押され気味になります。そして最終ラウンドにとどめのダウンを奪ったバレーが判定でタイトルを獲得しました。「わしボク」は途中で寝てしまい、巻き戻してもう一度見る羽目になりました。

3-0(116-111,116-112,117-110)。

 

 

 

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