京口、拳四朗のライバル王者、ジョナサン・ゴンサレスが初防衛に成功 VSマーク・アンソニー・バリガ(WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ)

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目次

(出典:WOWOW)

ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)VSマーク・アンソニー・バリガ(フィリピン)

WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ(2022年6月24日)

両選手のプロフィール

ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコWBO世界ライトフライ級王者

29戦25勝14KO3敗1NC、31歳 サウスポースタイル

身長 157cm  リーチ 157cm

2011年プロデビュー。2019年8月にWBO世界フライ級王者の田中恒成に挑戦しましたが、7RTKOでタイトル獲得に失敗しました。2021年10月にWBO世界ライトフライ級王者のエルウィン・ソトに挑戦し、判定勝ちでタイトルを獲得しました。

マーク・アンソニー・バリガ(フィリピン)WBO世界ライトフライ級8位

12戦11勝2KO1敗、29歳 サウスポースタイル

身長 157cm  リーチ 157cm

2012年にロンドン五輪に出場しています。2016年にプロデビュー。2018年12月に、カルロス・リコナとIBF世界ミニマム級王座決定戦を行い、判定負けでタイトル獲得に失敗しました。これが唯一の黒星です。

試合経過

お互い右フックを狙う

サウスポー対決で、お互い右フックが得意パンチです。

やはりお互い右フックを狙っているようです。ジャブのスピードはバリガの方がありそうですが、パワーではゴンサレスですね。解説の西岡さんによりますと、バリガの右の握りが甘い、というとです。

3ランドあたりから、バリガが前に出るようになりました。しかし、お互いディフェンスが上手いので、なかなかクリーンヒットが当たりませんね。

お互いペースを譲らず

サウスポー同士でボクシングがかみ合っていないような感じです。一進一退の攻防が続き、お互いペースを譲りません。6ラウンド辺りから、今度はゴンサレスが前に出ます。ゴンサレスが思い切ったパンチを打ち込みますが、バリガもさすがオリンピアンですね、クリーンヒットを許しません。手数ではゴンサレスですが、パンチの的確性は、バリガの方が上かな?しかし、積極性に攻勢をかけるゴンサレスにポイントが流れているでしょう。

最後までかみ合わず

上手さではバリガですが、やはりゴンサレスのパワーパンチがクリーンヒットしてなくても、見栄えがいいでしょう。攻勢をかけるゴンサレスに対して、バリガも応戦します。回を追うごとにもみ合いが多くなってきました。それでも、終盤はゴンサレスがポイントを取っていたと思います。

超凡戦の判定は?

3-0(115-113,117-111,117-111)でゴンサレスが初防衛に成功しました。お互いサウスポーが苦手なんでしょうが、それにしてもひどい試合でした。バリガも良い素質を持ってますが、こんなボクシングでは絶対にタイトルは取れませんよ。京口紘人や寺地拳四朗なら、ゴンサレスを、中盤から終盤には倒すことが出来るでしょう。

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