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WBOインターコンチネンタルS・ウェルター級王座決定戦(2025年8月20日)
ニキータ・チュー(オーストラリア)VSルルジム・イスマイリ(北マケドニア共和国)
両選手のプロフィール
ニキータ・チュー(オーストラリア)IBF11位・WBO15位
10戦全勝8KO、27歳 サウスポー
身長 176cm リーチ 176cm
コンスタンチン・チューの息子で、しかもティム・チューの弟ですから、素質は申し分ありませんね。左拳を痛めていたようですが、どうやら完治した模様です。
ルルジム・イスマイリ(北マケドニア共和国)
12戦全勝7KO、28歳 オーソドックス
身長 175cm リーチ 174cm
北マケドニア共和国という国を、恥ずかしながら初めて知りました。ギリシャのちょうど北に位置する国です。
試合展開
全勝対決でしたが、レベルが違いましたね。ニキータは父や兄と違ってサウスポースタイルです。
開始1分過ぎにニキータの左ストレートがヒットし、早くもダウンを奪いました。立って来たイスマイリにまた左ストレートを打ち込みました。イスマイリはしゃがみ込みながらも、辛うじてダウンを逃れました。
解説の亀海さんが「イスマイリは左に反応できないですね」とコメント。ニキータはその後も左を上下に放ち、ラウンド終了間際に強烈な左ボディがヒットしました。
そして、イスマイリ陣営から棄権の申し出があり、ニキータが1ラウンド終了TKO勝ちとなりました。
ニキータ・チューは次の試合でミドル級の世界ランカー、マイケル・ゼラファと対戦する話が持ち上がています。