WBC世界S・バンタム級挑戦者決定戦 アラン・ピカソ・ロメロが6RTKO勝ち VSサベロ・ンゲビニャナ(DAZNで7月16日9時から生配信)

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目次

アラン・ピカソ・ロメロ(メキシコ)VSサベロ・ンゲビニャナ(南アフリカ)

WBC世界S・バンタム級挑戦者決定戦(2023年7月16日)

両選手のプロフィール

アラン・ピカソ・ロメロ(メキシコ)WBC3位

25戦24勝13KO1分け、22歳 オーソドックス

身長 173センチ  リーチ 179センチ

2022年4月にダビド・レジェス・コタとNABF北米S・バンタム級王座決定戦を行い、4RTKO勝ちでタイトルを獲得しました。その後3連続KO勝利中です。

サベロ・ンゲビニャナ(南アフリカ)WBC31位

22戦15勝11KO6敗1分け、30歳 サウスポー

身長170センチ  リーチ 173センチ

2022年4月にアシュリュー・セクストンとIBFインターナショナルバンタム級王座決定戦を行い、5RTKO勝ちでタイトルを獲得しました。2022年10月のWBOグローバルS・バンタム級タイトルマッチでは、フィリパス・ギタンバに11RTKO負けを喫し、王座獲得に失敗しました。

試合展開

果たしてこの2人の対戦が、挑戦者決定戦として成立するのかはなはだ疑問ですが、ロメロに関してはその資格はあると思えます。しかし、ンゲビニャナは世界ランク31位で戦績も平凡ですね。

初回はンゲビニャナが先手を取り、前に出て打ち合いましたが、2ラウンド以降は徐々にピカソがペースを掴み、的確にパンチを放ち、ンゲビニャナのパンチは的確性を欠き、ピカソの長い距離にパンチが届きません。

4ラウンドからは完全にピカソがペースを掴み、5ラウンドは余裕が見られるようなりました。5ラウンド後半からはピカソが前に出てパンチを放ち、ンゲビニャナは逃げるのが精一杯。

そして、6ラウンド、ピカソの一方的展開になり、ンゲビニャナのコーナーからタオルが投入されました。

ピカソが6ラウンドTKO勝ちで挑戦権を獲得しました。ちょっと力の差がありすぎましたね。これが挑戦者決定戦とはとても思えません。

スティーブ・フルトンVS井上尚弥の結果次第で、もう一度ランク2位のルイス・ネリと挑戦者決定戦をやらなければならないような気がします。

「わしボク」の独り言

人が余っている業界。美術家、デザイナー、写真家、映像撮影者だそうです。どれも、当面いなくても誰も困らない職業ですね。「わしボク」はずっといなくても困りません。

 

 

 

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