「2021年東日本新人王決定戦」はKO決着続出!なんと12試合のうち判定はわずか3試合のみ

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東日本新人王決定戦(2021年12月19日)

本日(12月25日)日テレG+で午後1時半から録画放送されます。たっぷり3時間、KOシーンを堪能したいと思います。「わしボク」が独断で気に入った試合だけ、コメントをします。何せ12試合もありますから、ご勘弁を。とにかくボクシングは「KO」!

<東日本新人王決勝結果>(左が勝者)
■ミニマム級5回戦 墨田大祐(パンチアウト)[TKO4回2分6秒]石垣芙季(UNITED)

                              ( 5戦4勝2KO1敗、23歳)  (7戦4勝2KO3敗、33歳)

長身の隅田がスキルでは一枚上手かな。左のボディと右ストレートを決めて優位に試合を進めます。そして、4ラウンド、墨田の右で出血した石垣が、レフリーストップによりTKO負け。

■L・フライ級4回戦 坂間叶夢(ワールドS)[TKO2回2分25秒]加藤幸海(ワタナベ)

        (3戦全勝3KO、18歳)  (2戦全勝2KO、20歳)

ハードパンチャー同士の注目の対戦です。初回から積極的に攻めた坂間がスピードとパワーで上回ります。2ラウンドも坂間のボディが効果的にヒットします。そして、坂間の右ストレートが加藤の顔面をとらえ、ダウンを奪います。その後も的確にパンチを放ち、最後に右ストレートで大きく加藤が体勢を崩したところで、レフリーが試合を止めました。坂間は、将来、楽しみな選手ですね。

■フライ級4回戦 川村栞汰(KG大和)[TKO1回2分3秒]藤田圭(DANGAN AOKI)

       (4戦3勝2KO1分け、22歳) (7戦6勝4KO1敗、25歳)

長身の川村の効果的なアッパーで優位にたち、最後は長い左右のフックで藤田の足がばたついたところで、レフリーが試合を止めました。

■S・フライ級4回戦 篠田将人(野口)[TKO3回3分7秒]比連崎爽晏楽(川島)

       (3戦全勝2KO、25歳)    (6戦5勝1敗、25歳)

サウスポーで背の低い篠田が前に出ます。左ボディが効果的です。3ラウンド残り10秒のところで、篠田の強烈な左ストレートがさく裂し、比連崎がダウン。立ってきましたが、レフリーが試合をストップしました。篠田の左は威力がありますね。

■バンタム級4回戦 梅津奨利(三谷大和S)[TKO3回1分22秒]佐藤大仁(新日本仙台)

       (5戦5勝5KO、23歳)     (4戦3勝1分け、21歳)

注目の選手が登場しましたね。5戦全勝、オールノックアウトの梅津選手です。

開始早々、梅津の左ショートで、早くも佐藤がダウン。その後はちょと梅津が力み気味。佐藤は梅津の攻勢をクリンチで逃げます。ここで、減点。そして3ラウンド、残り2分、右ストレートがカウンター気味に佐藤の顎をとらえ、2度目のダウンを奪います。辛うじて立ってきましたが、かなり効いています。なんとか前に出る佐藤ですが、梅津の左右のパンチで3度目のダウン、レフリーはここで試合を止めました。

■S・バンタム級4回戦 高橋烈(KG大和)[判定2-0]海野利樹(伴流)

        (3戦全勝2KO、25歳) (6戦5勝1KO1敗、25歳)

■フェザー級5回戦 渡邊海(ライオンズ)[TKO1回10秒]吉田諒(ワールドS)

        (5戦全勝1KO、19歳) (7戦6勝4KO1敗、30歳)

開始、わずか4秒、渡邊の右フックのたたきおろしがヒットし、いきなり吉田がダウンしました。これが効いた!

立ち上がったて来た吉田ですが、すぐにレフリーが試合をストップしました。何と1ラウンド10秒TKO勝ちです。結構大騒ぎしていますが、さて実力はどうでしょうか。

■S・フェザー級5回戦 李鎮宇(角海老宝石)[TKO5回2分43秒]中村駿(横浜光)

         (6戦全勝2KO、25歳)  (8戦4勝3KO2敗2分け、25歳)

李鎮宇は基本がしっかりしていますね。プレッシャーをかけて前に出ます。左フックのボディが効果的です。フィジカルも強いですね。少しずつ李のペースになってきています。最終ラウンド、李の右ストレートで中村が大の字に倒れました。このクラスだと世界も夢ではないですね。人柄も大事ですね。

■ライト級4回戦 柳堀隆吾(花形)[判定2-1]池上いつ己(八王子中屋)

         (8戦6勝1KO2敗、27歳)  (2戦1勝1分け、18歳)

■S・ライト級4回戦 関根幸太朗(ワタナベ)[TKO1回1分44秒]鳴海拓郎(RK蒲田)

      (1戦全勝1KO、23歳)  (5戦3勝2KO2敗、22歳)

関根が前に突っ込んで来ます。関根の左ボディが結構ヒットします。そして、左フックが鳴海の顔面をとらえ、ダウンを奪います。立ってきましたが関根が連打を畳みかけると、レフリー、セコンドもストップを要請。     

■ウェルター級4回戦 横内龍也(一力)[判定3-0]芦沢広樹(角海老宝石)

      (1戦全勝1KO、23歳)    (7戦5勝4KO2敗、36歳)

■ミドル級4回戦 草村龍弥(角海老宝石)[TKO1回28秒]岡村弥徳(八王子中屋)

      (2戦全勝KO、22歳)    (2戦全勝1KO、23歳)

190cmのサウスポー草村下がりながら、右フックをカウンターでヒット。岡村は仰向けにダウンしました。レフリーはすぐに試合を止めました。ミドル級だけに、日本タイトルは間違いないでしょうね。

 

 

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