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(出典:WOWOW)
ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)VSマイケル・コンラン(アイルランド)
IBF世界フェザー級タイトルマッチ(2023年5月27日)
両選手のプロフィール
ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)IBF世界フェザー級王者
29戦27勝15KO2敗、29歳 オーソドックス
身長 163センチ リーチ 169センチ
2022年12月、ジョシュ・ウォリントンに判定勝ちして、IBF世界フェザー級王座を獲得しました。今回が初防衛戦です。
マイケル・コンラン(アイルランド)IBF5位
19戦18勝9KO1敗、31歳 スイッチヒッター
身長 173センチ リーチ 175センチ
2021年8月にTJ・ドヘニーに判定勝ちしてWBA暫定世界フェザー級王座を獲得しましたが、WBAが暫定王座を廃止したため、指名挑戦者となり、2022年3月にWBA王者のリー・ウッドに挑戦したが、12ラウンドTKO負けで王座獲得に失敗した。
試合展開
1ラウンド コンランは低く構えて左を放つ
やはり身長差はかなりありますね。しかし、長身のコンランはロペスに合わせるように腰を落として構えています。ロペスは予想通りプレッシャーをかけて前に出ます。コンランはサウスポーに構えて、左のボディカウンターを放ちます。ロペスは左右のフックをガンガン振り回してきます。コンランも左のパンチを上下にヒットさせます。
2ラウンド コンランの左がヒット。ロペスも応戦
コンランは相変わらず低い体勢から左を放ちます。ロペスはいろんな角度から左右のパンチを振り回してきます。ラウンド中盤、コンランがロペスをコーナーに詰めて左ボディブローから右フックをヒットさせます。ロペスもガードを固めて、いきなり左右のフック、アッパーを放ちます。
3ラウンド ロペスが連打を浴びせる
今日のコンランはずっとサウスポースタイルですね。ロペスはノーモーションで左右のフック、アッパーを放ちます。ロペスの手数が増えていきました。コンランが左ボディーを放ったところへ、ロペスが左右のパンチ、アッパーを連打。さらに、コンランがロープへ下がったところへ、左右のフック、アッパーを打ち込みます。コンランも必死に反撃しますが、かなり苦しくなってきましたね。
4ラウンド 回復を図るコンラン
コンランは右ジャブをついて、距離を取ります。ロペスは大きなパンチを振り回してきます。この回はお互い少し休んでいますね。しかし、終盤からまたロペスが前に出て、いろいろな角度からパンチを放ってきます。
5ラウンド ロペスの強烈な左アッパーがボディにさく裂
コンランは右ジャブをついて距離を取ります。少し動きがよくなってきたように見えます。しかし、1分過ぎ、ロメスが距離を詰め、左のアッパーがコンランのボディにめり込み、コンランが仰向けにダウンしました。そしてすぐにコーナーからタオルが投入されました。コンランは大の字に倒れたままです。
ロペスが5ラウンドTKO勝ちで初防衛に成功しました。さあ、次は阿部麗也です。阿部はこのタイプのボクサーとは恐らく対戦したことがないでしょうね。阿部が如何にして、自分の距離で試合ができるかどうか。それがすべてだと思います。ロペスはサウスポーを全く苦にしませんので、かなり厳しい戦いになるでしょう。
「わしボク」の独り言
スシローさん、徹底的に戦ってください。こんなやつの更生なんか気にする必要はありません。給料を差し押さえて、一生かかって返済させればいいと思います。